内容（「BOOK」データベースより）
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海と、涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる…! -

（´・ω・ ｀） 簡易開設( ｰ`дｰ´)

 琵琶湖VSマイナーな秋田県の湖


75歳の爺さん(´；ω；｀)彦根市の彦根城が舞台だお。彦根城の周りには学校もあるし、堀が二重に展開しているし、物語の舞台としてピッタリだお。


主人公達「心の中を自由に操れる能力を、琵琶湖の神様から貰ったぜぇー！この能力で商売しまくって大儲けだぁー！彦根城を丸ごと居住区にしていて最強ー！彦根市の土地は俺の物だぁー！広大な田畑も俺の所の私有地っー！」

75歳の爺さん(´；ω；｀)オラは、このゲス一族に仕える使用人だお。モブキャラと見せて黒幕なんだお。
オラが15歳の頃に、彦根市にきたら……超能力が使えるとばれて、過去の記憶を丸ごと消去させられて、人生を台無しにされたんだお。

主人公達「な、なぁんだってー！？」

75歳の爺さん(´；ω；｀)超神水っていう液体を飲んだおかげで、暴虐された過去の記憶を……全てを思い出したんだお。だから、日出家も棗家もさっさと彦根から出て行くんだお。
そんな超常現象を起こせる力はいらないお！彦根市には要らないんだお！逆らうようなら……時間停止攻撃っー！

主人公達「や、やめるんだぁー！秋田の湖の力を使って、一族の連中を次々と時間停止させるのはやめろぉーそんな事したら琵琶湖の神が激怒するぞー！！」

75歳の爺さん(´；ω；｀)うわぁぁぁぁ！龍が激怒したぁぁぁぁ！！ひでぶっ！

主人公達「俺達の一族はなんて罪深いなんだぁぁぁぁ！」

棗「こうなったら、俺の時間を操作する能力で、全てをなかったことにするしかない！代償に棗家が消えちゃうけど、もうこれしかないんだ！」

主人公達「お前、良い奴すぎるだろ！？やめろー！」

棗「時間よー！元に戻れぇー！」

75歳の爺さん(´；ω；｀)あ、復活した。60年の間、人生を無駄に過ごしたけど、中途半端な記憶喪失だから復讐はしないお

主人公達「こ、これは……！王道展開だ！
彦根市で対立し戦争してきた棗家と日出家！このライバル達が共通の敵を前にして団結！
そしてライバルの棗家が時間を元に巻き戻す事で、全ての悲劇をなかったことにするという展開がまさに王道だ！
つまりっ！存在そのものが消えてなくなった棗も、王道展開らしく戻ってくるって事なんだよ！」

おしまい