成り上がり・立身出世【15】-【4】
【三章 武王の胎動】 【後篇】
ジンニスタン 砂漠と海の物語C
(´・ω・`)
●時間が経過すれば兵が脱走して、軍隊が勝手に壊滅する。
●日和見決める奴らが多すぎて、絶望した。
●ホラーサーン軍は数十倍の兵力で当たっても絶望的すぎる超強敵
●領地まで反乱まで発生して難易度ルナティック
ジンニスタン 砂漠と海の物語 【三章 武王の胎動】 【後篇】 |
小説家になろう 作者:二宮酒匂 |
Z |
16-話 |
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3-16.疾走開始〈上〉 ---ホラーサーン軍が占領した首都を離れて移動を開始した。
ファリザードは超強敵すぎる不老不死の叔父に対抗するために、帝国に臣従している勢力を参戦させようとするのだが・・・・日和見を決め込んでいる奴がほとんどだったので、ファリザードは頭を悩ませている。
南下しようにも兵力足りないし、まともにホラーサーン軍とぶつかれば皆殺しにされるだけだ。
時間が経過するだけで、兵士達が脱走して兵力が激減し、各地の領土で反乱が起きて絶望的っ!
ファリザードは、それらを解決するために、サマルカンド公家軍がいる東へと向かう事を決めた。 -
「最初の戦略ではわれわれは南下して〈剣〉の軍の背後を押さえるはずだった。〈剣〉が反転してくればイスファハーン公領南部の各城塞に拠ってしのぎ、いずれ西からやってくるはずのダマスカス公家軍と挟撃する、そう計画していた。
あいにくホラーサーン軍は、予想よりはやく帝都を落としてしまった。
ここに至っては、われらが南下しても、南部諸侯がわれらを城に迎え入れるかはなはだ怪しくなってきた。糧秣の提供を受けられるかもおぼつかない。
かれらは〈剣〉に『二度目の助命はない』と釘を刺されて怖れているのだ、念のため言うが。そのうえで率直に、われらとホラーサーン軍のどちらが勢いに乗っているかとなれば……南部の沈黙をいちがいに責められまい」
(´・ω・`)なんて絶望的な戦だ。兵力足りない、時間が経過すれば兵力減る、反乱まで発生、相手は不老不死の超強敵。難易度ルナティック。
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