戻る(・ω・`)
カザフスタンの歴史  管理人の文章【1】  + ウズベキスタンの歴史
消えた海【アラル海】を小説書くためにまとめてみた。

カウンター日別表示


アラル海(左:1989年、右:2014年)の比較写真

前に戻る(´・ω・`)  次にゆっくり進むよ! 
消えた海【アラル海】を小説書くためにまとめてみた。 2014/11/21

(´・ω・`)ラッキーの不思議な旅 【砂漠に消えた海がある国】を書くために纏めてみた。

先生(´・ω・`)20世紀最大の環境破壊って奴なんだよ、弟子。
アラル海に向けて流れていた河川を、ソ連が農業用水にしちゃったせいで、海がほとんど消えて砂漠になったんだ。
おかげで今じゃ、アラル海周辺は荒れて大変なのさ。

弟子(´ω`))ソ連は自然環境相手でも、天敵すぎる存在だったんですね。

先生(´・ω・`)やれやれ戦争はくだらないが、自然破壊はもっとくだらないね。

●時は西暦1960年頃!
カザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域に、アラル海(北海道より大きい湖)があった!
日本最大の湖【琵琶湖】の約100倍の大きさの湖である!

●ソ連が、農業用水を確保するために、アラル海に水を流し込んでいたアムダリヤ川とシルダリヤ川を使ったから、アラル海に流れ込む水が激減。

●1987年までには水量の60%が消失、水中の塩分濃度が2倍になる。

●2014年の現在では、湖がほとんど砂漠となり、肥料や化学物質で汚染された湖底が露出。
更に砂漠の強い風が、汚染された土壌を周りに撒き散らすから、耕作用にさらに多くの水が必要となり、ガンを発病する人間さんが続出。

●一応、ソ連は対策を取ろうとしたけど、タジキスタン内戦が起こって完全にアラル海終了。
20世紀最大クラスの環境破壊と呼ばれている。
砂漠のあちらこちらに、昔は大量の水があった事を証明する朽ち果てた船があちこちにある。


(´・ω・`)中央アジア、ただでさえ人口が少なくてゆっくりできない地域のはずなのに、アラル海まで消失した時点で、難易度上がりすぎ。
前に戻る(´・ω・`)  次にゆっくり進むよ! 

13 件のコメント:

  1. なお湖底跡から油田が見つかったため現地の政府はウハウハな模様。ただし放棄された湖岸の細菌兵器製造施設に大量の炭疽菌が生存していることがわかっておっかなびっくり
    ウズベキスタンには古都サマルカンドや呪いで知られるティムール大王の墓や有名な日本人墓地、カザフスタンには成金趣味全開の首都アスタナやバイコヌール宇宙基地やセミパラチンスク核実験場跡などがあり、それぞれ興味深い国

    返信削除
    返信
    1. (´・ω・`)サマルカンドは、FF10で名前で廃墟都市が出ていたから印象深いどん。

      削除
    2. ザナルカンドなんだけどね。
      でも、たぶんサマルカンドが元ネタっていうか由来なんだろうけど。

      ところで、川を元に戻せばアラル海って復活するのかな?
      だとしたら、元に戻してほしい気がするけど、いまさら無理っぽい気も・・・。

      削除
    3. (´・ω・`)すでにほとんど消えてしまった湖な上に、各国の利害が食い違ってるから、絶望的なようなんじゃよ。

      北の国(´・ω・`)冬の発電のために、水をそんなに夏に流す訳にはいかない!

      南の国(´・ω・`)ふざけんな!ダムの水もっと放流しろ!

      (´・ω・`)こんな感じだったと思う。

      削除
    4. やっぱりそこに行きついてしまうのか・・・。
      川の水さえ戻せれば、やりようはいくらでもありそうなのにね。

      南の国の人間がダム破壊テロでも企てるかも?
      環境テロ組織みどりピー・・・はこういうのには動かないですしね。

      削除
    5. いや、もう単純に水戻してもどうにもならんですな。
      元々あそこまで溜まった時はもう少し降雨量が多くて天気も曇天が多い時期だったみたい。
      今水をチョロチョロやっても蒸発量が多すぎてどうにも・・・・・。

      元のアラル海は水がたくさんあったから、表面積が相対的に少なく、保水力があった。
      加えて膨大な水蒸気自体が周囲に雨雲を発生させる遠因になってくれてた。

      今は体積と表面積の割合が崩れてしまってる上に湿った空気が雲になれずにどっか消えちゃう。
      ちょっとやそっとの水では何百年かかるかわかったものではない・・・・。

      削除
  2. 環境破壊という話題であれば支那は外せないよねー
    あの国のお陰で空気が乾燥したり春先になったりすると、空が茶色くなってくるし呼吸器系もきつくなるしで散々だ……

    返信削除
    返信
    1. (´・ω・`)色々と環境破壊しすぎて、小説として出したら凄いコメディ小説になりそう。

      ラッキー(´・ω・`)空が曇りすぎて見えないっ!?

      妖精(´・ω・`)もうやだ、この国

      削除
    2. APECの間は規制しまくって青空見えてたな。
      なお、終わったら速攻で見えなくなった模様。

      削除
    3. インド・ニューデリーのPM2.5の濃度は北京の3倍…
      ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

      削除
  3. アフリカ中央部にはチャド湖という第二のアラル海があり、もっと酷い有様になっている模様。
    中国の黄河周辺やアメリカ中西部も崖っぷちとのこと

    返信削除
    返信
    1. (´・ω・`)2000万人の人口が使用する湖が消えたら、戦争と大量虐殺が増えてしまうね。
      地球の未来は真っ暗どん

      削除
    2. アメリカもな。
      数万年かけて地下に溜まった水が枯渇寸前で、すでに農家には配給制になっているそうだし。
      TPPが成立しても、その頃には水代でコストが上昇しているのではないかとw

 
戻る(・ω・`)