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フランスの歴史【33】
フランス「太陽王ルイ14世、国内産業ぶっ壊した上に、利益にならない戦争しすぎて100年後にブルボン王朝を崩壊させる大原因になっている件」 17世紀

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項目別  経済の歴史 17世紀
フランス「太陽王ルイ14世、国内産業ぶっ壊した上に、利益にならない戦争しすぎて100年後にブルボン王朝を崩壊させる大原因になっている件」 17世紀 2015/6/14

弟子(´ω`))提督、この太陽王……利益にならない戦争しすぎて、フランスのブルボン王朝滅亡の要因になってます。

先生(´・ω・`)やれやれ、大陸の国は戦争イベントだらけで大変だ。


もふもふ・きつねっこぉのキャラ☝
17世紀のフランス

フランスのブルボン朝(´・ω・`)豪華なベルサイユ宮殿建設して豪華な生活するぞー!ガハハハ!


●太陽王
(´・ω・`)大規模侵略戦争を大量に勃発させまくって大赤字になったぞい!
★南ネーデルランド継承戦争、オランダ侵略戦争、ファルツ継承戦争、スペイン継承戦争、大西洋を越えた先でウィリアム戦争、アン女王戦争やって大損失。

●太陽王(´・ω・`)財政が大赤字だから、増収するぞい!
商工業者(´・ω・`)もうやだ、この国。
★商工業者が他国へ亡命して産業が空洞化。絶対王政を支える基盤が崩壊して国家財政が急速に傾く。


●その後、ルイ15世とルイ16世もする必要もない戦争をやってしまったせいで、国家財政が完全に破綻。
借金の利子で、国家予算の3分の2が消え、民衆から際限なく搾取しすぎて平均寿命25歳という暗黒時代到来。
フランス革命が勃発した。


弟子 (´・ω・`)提督、戦争ばっかりやる王様って迷惑なんですね。

先生(´・ω・`)戦争は莫大なお金を浪費するからね。
そりゃ大規模な戦争や、兵站に負担がかかりすぎる大西洋の先で戦争なんてしたら、大赤字になるよ。

弟子 (´・ω・`)(ナポレオン戦争時代のフランスが重農主義だった事を考えると、100年前に産業を空洞化させた太陽王の影響が大きいんだろうなぁ。
こんな国には暮らしくたくないです。)




後世の評価


ルイ14世時代の史料は膨大にあるが[208]、歴史家たちから頻繁に引用されてきたのがサン=シモン公(英語版)の『回想録』である[209]。サン=シモン公はルイ14世と同時代に生きた貴族で、ヴェルサイユ宮殿に居室を与えられて晩年のルイ14世に仕え、ルイ15世の治世初期には摂政諮問会議にも加わっている[210]。『回想録』で彼は宮廷の日常や政治事件について考察や批評を綴った。ときに辛辣な記述もあり、サン=シモン公はこの『回想録』の公刊を意図していなかったが、フランス革命後の1829年に後継者たちによって出版された[211][210]。雑文家から優れた歴史家にまで利用されてきたサン=シモン公の『回想録』だが、必ずしも信用に足る内容ではないとの指摘もある[212]。
18世紀の啓蒙主義を代表する思想家のヴォルテールは1751年に『ルイ14世の世紀』を公刊した。ヴォルテールは当時の政府に対する不満もあって、ルイ14世の偉業に魅せられた[213]。彼は歴史上の偉大な5人の人物にペリクレス、アレクサンドロス大王、カエサル、ロレンツォ・デ・メディチそしてルイ14世の名を挙げ、その中でもルイ14世をもっとも偉大な人物とし、彼の治世を「大世紀」(グラン・シュクル)と称えた[214]。
フランス革命以降の19世紀は王を暴君と見なす世評が支配的となった。アンシャン・レジームの煩瑣な宮廷生活は時代遅れな軽蔑されるべきものと見なされ、王への滑稽な追従話や愛人スキャンダルばかりが取り上げられた[215]。歴史家たちはヴェルサイユ宮殿造営を浪費と捉え、財務卿フーケの処断やプロテスタント弾圧そして幾多の戦争は誤りであったと後知恵的解釈から批判した[216]。大著『フランス史』を著した歴史家ジュール・ミシュレは特にプロテスタント迫害の非道さを克明に描写して非難しており[217]、この時代を来たる大革命への予兆としたが、その征服活動は評価している[218]。1873年に発行されたピエール・ラルースの『汎用大事典』のルイ14世の評価は辛辣極まり、フランスに大災厄をもたらした戦争の動機はルイ14世の虚栄心・思い上がり・怨恨・私利私欲にあり、彼の政治・閨房・宗教・家族すべての決断の背後にあったのはエゴイズムであると断じている[219]。共和主義歴史家のエルネスト・ラヴィスも20世紀初頭に出版された『起源から革命までのフランス史』のルイ14世の治世の個所で戦争と常軌を逸した浪費、財政制度の欠陥、ナント勅令の廃止を批判し、領土拡大は評価したがベルギー併合に失敗したことを厳しく非難し、やはり共和政への必要な過程としかとらえなかった[220]。
20世紀に入るとこのようなイデオロギー的誹謗への反動からルイ14世を擁護する論調も現れ、ルイ・ベルトランの『ルイ一四世』(1922年)やより学術的なピエール・ガクソットの『ルイ一四世のフランス』(1946年)がこの流れの代表的な文献である[218]。第二次世界大戦後は単なる当時の逸話の面白おかしい解釈から脱して、さまざまな視点のルイ14世の伝記やヴェルサイユ宮殿の研究が出版され続けている

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11 件のコメント:

  1. フランス革命のとき、マリーさんの浪費がめちゃくちゃ叩かれたけどさ

    「フランス国庫はマリー・アントワネットひとりの浪費などで揺らぐものではありません。個人の浪費などたかが知れている、というものです。フランスが破産寸前になった一番の原因は戦争に次ぐ戦争でした。王室が使った出費は国庫の10%にも満たないそうです」

    本当の害悪はこいつなんだよな


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    1. それもよく聞く話だが、王室予算が国庫の10%未満で考えられるのも凄い話だよな。王政時代だし普通だろうが。
      それに戦争で屋台骨が傾いてるのを承知でそれだけ使ってると考えると、それもある意味国庫を揺るがしてるんじゃなかろうか?
      増税に次ぐ増税で作られた国庫の10%は、GDPの何%に当たるんだろうか・・・。仮に1%だとしても、相当なもんだな。

      結局の所、話盛られた分は名誉回復されても良いが、国民にとって処刑に値する浪費だったのは間違いないと思うわ。
      害悪の一部には違いない。

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    2. (´・ω・`)計算すると3桁くらい、使うお金が違う。

      夫 確か在位中に26億リーブルの借金発生させた (フランスの国家予算5年分以上)
      アントワネット  年150万〜250万リーブルくらい。
      (1リーブル=2500円説)

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    3. ルイ14世 + ルイ15世 = 約20億リーブルの借金
      ルイ 16世 = アメリカ独立戦争だけで20億リーブル、その後もどんどん借金加算

      (´・ω・`)(海を越えて戦した途端、お金の浪費が凄いことに・・・)

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    4. 固化の未来のための戦争に使うお金と個人の贅沢のための浪費は違うからな
      国民からしたらお金についてムカつくのは贅沢による浪費だろう

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    5. いや、アメリカの独立戦争は
      ぶっちゃけやる前から無駄金だってわかってたのに意地と見栄で出資した戦争だよ
      フランスの国益を考えれば誰の目にもやるべきだはなかった戦争

      あれこそ、もっとも糾弾されるべき浪費

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    6. アメリカのおかげでドイツを二度も撃退できたじゃん(結果論だけど)
      まあ浪費しないで国家が保てればドイツにボコボコにされずにすんだとも考えられるけど。

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    7. あれ、ドイツ軍の主力倒したのソ連じゃなかったか?一次大戦のときは知らんけど。

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  2. ちなみに明治時代、旧大名家は、旧税収の10%が家の収入として認められた。
    家政担当の一部を除き家臣へ給与支給しなくて良くなった為劇的に財政改善。
    一部を除き明治新政府万歳状態だったとか。
    と言うわけで、旧大名系華族は全体として資産家、一部は大富豪。

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  3. >ナポレオン戦争時代のフランスが重農主義だった事を考えると、100年前に産業を空洞化させた太陽王の影響が大きい
    重農主義は別に工業を軽視しているわけではありませんよ?
    農民が作った穀物を都市の労働者が食べて製品を生産するのだから、富の根源は農業にあるという主張です。
    農業こそが大事だーとういのは農本主義では?
    またナポレオン時代に重農主義がはやるのは、傭兵に比べて安価に徴収できる国民軍を賄う人口が大きなパワーをもたらす資源となったからではないでしょうか。

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  4. 新政権がかつての支配者をおとしめて自分たちを正当化するとか
    某半島の大統領が退任後、新大統領によって死刑台に送られるとか
    今でもよくある話、何時の時代も変わらないものですな

 

 

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