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イスラム国の歴史  管理人の文章【42】 
ムハンマド「俺はイスラム国の出現を予言していた、あいつらは救世主やないから騙されるな!」


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ムハンマド「俺はイスラム国の出現を予言していた、あいつらは救世主やないから騙されるな!」  2015/1/31


ジャンル別 イラク  【イスラム国 (ISIL

ムハンマド「終末の日が近くなると、東から黒い旗を掲げた者たちがやってきて、“救世主”を名乗るだろう。しかし、彼らは救世主ではない。彼らは消滅する」

弟子 (´・ω・`)提督、イスラム教の預言者ムハンマドがイスラム国の出現を預言していたようですよ?

先生(´・ω・`)やれやれ、過去に存在した人間の発言を利用して、イスラム国を貶める策略をするなんて、さすがだね。
でも、効果的な事は認めるよ。
ムハンマドは知名度が高いから、イスラム国のイメージダウンに利用できるのさ。


もふもふ・きつねっこぉのキャラ☝

そーす

 【アクチャカレ(トルコ南部)=内藤泰朗】イスラム教の預言者ムハンマドが約1400年前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の出現を言葉で“予言”していたとして、アラブ系の大衆メディアで話題になっている。

 それによるとムハンマドは「終末の日が近くなると、東から黒い旗を掲げた者たちがやってきて、“救世主”を名乗るだろう。しかし、彼らは救世主ではない。彼らは消滅する」との内容の予言を残したという。

 イスラム教徒の有識者たちは大衆メディア上で、この「黒い旗を掲げた者たち」をイスラム国と見立てた上で「悪魔だ」とし、預言者の伝承には「それを追う者たちは地獄に落ちる」とされていると強調、イスラム国とは距離を置くよう呼びかけている。

 ムハンマドは、アラビア半島の町メッカに生まれ、イスラム教では、モーセやイエスといった預言者の系列で「最後の預言者」とされる。ムハンマドに下された啓示は後にイスラムの聖典コーランとして集成された。
http://www.sankei.com/world/news/150130/wor1501300058-n1.html

(´・ω・`)上手いな。
このやり方。
宗教を利用して、逆にイスラム国は負け組陣営だから協力すんなよー消滅しろーは結構良い案。



中東諸国(´・ω・`)(´・ω・`)イスラム国滅亡しないかなぁ?(ちらちらちら

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45 件のコメント:

  1. 中東諸国(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)やーい、ムハンマドに消滅する事が預言されているクズー

    イスラム国(´・ω・`)

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    1. 宗教というのは基本的に歴史が長くなれば長くなるほど、政治の影響を受けているそうです。
      例えば、イスラム教の豚を食べてはいけないというのは過去に豚が原因の感染症が大流行していたからであったり、妻を複数娶っていいというのは過去に戦争で男世代が激減して未亡人が急増し、人口減に対応するためにやむなくそのような教えを経典に盛り込んだのだとか何とか。つまりは経験則によって成り立っている一面があるそうです。となると、このやり口は非常に宗教的に『非常に正しい手法』だと思います。
      まあ、所詮宗教の預言者とやらは彼らが生まれた当時の時代を生きた人なので、当時の価値観や世情、風俗にしか通じてないし、教えとやらもその前提で作られたものですから、現代に持ち込むのはナンセンスですよね。普通に考えれば。一番の問題は、そういう現代的な考え方を否定し続ける人間が中東辺りには多くいるということでしょうが。
      わたしは個人的に宗教が嫌いです。ほとんどの宗教(例外が無いわけではありませんが)はその教えが正しいのかどうか、徹底的に追求し、実証するという観点が抜けているからです。所詮教条主義でしかないのです。
      一例を挙げますと、ガリレオ・ガリレイって人がいますよね。それでも地球は回っているの人。結果的にそれは正しかったのだけど、当時の宗教はそれを否定しました。経典に反するからです。つまり、近代実証主義によって成り立つ価値観とは完全に異なるのが宗教です。そんな価値観がまかり通れば、自然科学にしろ、人文科学にしろ、成り立つわけがありません。宗教なんて究極的には宇宙の法則すら否定しなければ成り立たないんですから。ちなみに、最近知りましたが、イスラム法では利ざやを取ることを禁止しているそうです。それでは銀行や金融機関が成り立つわけは無いのですが、数々の屁理屈を使いまわして何とかやりくっているそうな。そのせいで、アレだけのオイルダラーを抱えているにも関わらず、金融的には彼らは欧米のコントロールを受けているようです。
      正しい物事というのは、それが実証してこそ初めて正しいといえる。この近代実証仕儀によってヨーロッパから起こったアングロサクソンの文明は世界を席巻しています。かつては大英帝国、今はアメリカ合衆国、彼らがそれをなしえたのも、間違っているとわかればすぐにそれを認め、方針を転換し、自らを修正したからです。歴史上、これをできた文明をわたしは他に知りません。
      だからこそ、イスラムの連中は恨み骨髄なのかもしれません。彼らの縁って立つイスラムの世界観を徹底的に否定しているにもかかわらず、現実に世界を席巻している近代文明そのものを。
      もっとも、中東圏は未だ絶対王政を敷き、王族が宗教を統率しているので、近代実証主義が成り立つ芽すら摘まれている。つまり、科学技術や工業技術、さもなければ金融技術といった技術を磨き他の産業を興すための下地が無い。石油が枯渇すれば、あの一帯は、滅びるでしょう。

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    2. そもそもあの辺り宗教位しか繋がりがないからなくなっても普通に分裂崩壊しそうな気がする、今だ統治法として必要なのかもよ日本から見たら柔軟性なさ過ぎに見えるけどね(後手の上に戦争してる国勢力同士跨いでるから今更ホイホイ更新出来ないし)

      とはいえ今回は宗教を言い訳にしてるんだから寧ろバックに対する牽制と新たに入らないようにする為かね、物資不足で分裂してる的な情報も流されてたし

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    3. >石油が枯渇すれば、あの一帯は、滅びるでしょう

      それがムハンマドの言う「終末の日」なんじゃね? と今思ったw

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    4. (´・ω・`)黒い旗はニセの救世主 =石油
      (´・ω・`)おお、確かにそうなる。

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    5. >それがムハンマドの言う「終末の日」なんじゃね? と今思ったw
      前に管理人のパルメさんがナウルというリン鉱石の輸出に頼って暮らしていた国家の悲劇を御紹介されていましたが、恐らく中東が似たような状況に陥ったら、恐らく影響はその比ではないでしょうね。そして、恐らくまず間違いなく似たような状況は再現されると思います。
      実際、兆候は出ています。原油価格の下落です。何せ1年に満たないうちに1バレル辺り100ドル価格が下がりました。原因はシェールガスに対抗した価格競争ですが、問題はそう単純ではありません。
      シェールガスを実用化したアメリカは今後世界最大の産油国になる事が確実視されています。一方、これまで世界の原油供給をリードしてきたオペックの事実上のトップであるサウジアラビアですが、これまではいずれ未来に訪れる石油の枯渇に備え、原油価格を吊り上げる事で延命措置をとってきました。石油価格が右肩上がりだったのは、中国などの新興国の需要が伸びただけではありません。
      ところが、ここにきてシェールガスが登場し、さらにはその高く吊りあがった原油価格ならば十分に価格的に対抗可能なコストパフォーマンスと埋蔵量を武器にオペックのシェアを食いだしました。これにはあせった事でしょう。何せ、中東の連中はこれまで掘れば幾らでも出てきた石油という恵みに頼り切って、丼勘定の殿様商売を続けてきたわけですから、企業努力なんて言葉とは無縁でした。例えば、クウェートなどは国民の8割がたは国営石油企業の職員、つまり公務員です。公務員には民間企業のような技術力、営業力を求めるのはとても無理ですよ。(余談ですが、わたしは同様の理由で日本の郵便貯金に強い危機感を抱いています。昔、小泉という男がアレだけ拘ったのも同じ理由でしょう)。まともにシェールと勝負すれば負けるのがわかっているから、価格を下げて今のうちにシェール関連企業を潰してしまおうとしているのです。
      ところが、一方、シェールガスを手に入れたアメリカにしてみれば、別に価格競争によってシェールが叩き潰されても、構わないのです。アメリカは基本的に原油消費国です。原油価格が安ければ安いほど経済にはプラスになる。そこが、原油輸出に頼りきった中東とはまるで違います。技術があり、金融があり、世界最強の軍事力があり、さらには先進国で唯一移民政策によって人口が増加している国でもある(・・・なんだこれは、改めてみるとチートだ。ボクの考えた最強国家じゃねーか)。シェールガスは、アメリカにとっては原油価格に介入するためのカードの一つにしか過ぎないのです。
      彼らにしてみれば、『今』シェール関連企業が倒産しても、一向に構わないのです。何せ、技術的には採掘コストを抑える手法は確立しているので、後で幾らでも使える。いずれアラブが価格競争に耐え切れなくなってまた価格を吊り上げてから、また改めて企業を興してシェールを採掘すればいい。実は、この点が極めて重要です。
      アメリカという国家の経済体質は、それが可能なのです。会社は潰れても、潰れても、後から後から出てくる。2008年にリーマンショックであれだけメタメタになったのも関わらず、僅か5年で再び経済的に立ち直ることが出来た理由です。金融力が極めて強いのです。バブルの影響から10年も20年も抜け出せなかったどこぞの国家とは違いますね。
      しかし、それは、かつて最悪の事態を経験していたからこそです。そう、世界恐慌。世界大戦の引き金になったあの経済破綻を経験していたからこそ、それに対応する構造を、アメリカという国家は備えているのです。
      こんな国家に喧嘩をふっかけること事態が間違っている。今は中国がアメリカに噛み付き始めていますが、恐らく、かつてのソ連と同じようにいずれは負けるでしょうね。
      それにしても、アラブがナウルと同じ状況に陥ったら・・・正直考えたくもありません。今ですらこれだけ過激な事をやらかす連中だ。まさに、何をしだすかわからない。恐ろしいですね。

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    6. ↑その話は概ね正しいですが、大事な話がひとつ抜けてます。シェールガスは所詮は貯溜岩の隙間にある、限定的な資源でしかないという点です。更には石油の需要はただエネルギー需要それだけにあるのではなく、プラスチックやナイロンなど石油精製品は石油なしには同然作れないわけですから(作れるかもしれないが経済的ではない筈)、需要が無くなることは当分ありません。更には、石油は40年しか資源として持たないことが分かっていますが、それまでには核融合炉をはじめとした、何らかのエネルギー供給源が生まれるでしょうから、エネルギー需要としては必要性が下がるため、その消費量は押し下がり、枯渇にかかる年数も押し下がると思います。勿論上に述べたように精製品需要は減らないわけですから、中東諸国が生き延びる年数は比例するように伸びると思われます。
      更に↑の方がイスラム教国独特の制度のように無利子銀行について言及していらっしゃいますが、無利子という発想はイスラム教特有のものではなく、そもそも現代日本にしても利子なんてあってないようなものである現状から見て、利子を取らずとも銀行業を行うことは可能であり、寧ろ日本の銀行よりも利潤という形で預金者にある程度還元される点で、日本よりも健全とも言え、事実イスラム教国の銀行の資産は目減りすることはなく、寧ろ大幅な増加傾向にあります。
      では何故中東諸国に強国が現れないかと言えば、これはロシアにも言えることですが、マンパワーの弱さにあると思います。ロシアやイラン、トルコなどは人口数はさして少ないとは言えませんが、人口密度で見ると、ロシアは言わずとも、トルコもイランも低い値に有ります。
      逆に資源もマンパワーもある中国や、アメリカといった国は強国になれるわけです。
      資源がなくマンパワーだけはある日本や韓国が強国になれた(韓国を強国と言うのには抵抗が有りますが、GDPで見れば確かに強国です)理由は、一大消費国であるアメリカと中国の間にあるという点が極めて大きいと思います。さらに其れよりも大きい点は、他国による収奪を受けていないという点であると言えます。韓国は言わずもがな、日本においても戦争で負けはしましたが、その敗北の前には近代国家として十分な社会制度の整備が行われていましたから、社会制度を整える体力をつける前から欧米に収奪されていた日本以外の国々に、強国になる芽は種の段階で摘まれていたわけです。第二の 日本、もしくは日本の先例になる可能性があった南米諸国は、戦前はアメリカによる恫喝によって、戦後は国民一人辺りGDP10万ドルの壁を突破できる政策をうてなかった点から先例にも後継者にもなれなかったのでしょう。オスマントルコも同じく先例になる可能性があったわけですが、かの国はケマル・アタテュルクによって帝国崩壊後に近代化を行えた事実から見て、たんに帝国という存在の末期に必ず起きる痴呆に引き摺られるようにしての失敗であって、イスラム教国であったことの関連性は薄いと言わざるをえません。
      纏めると、中東に強国が現れない理由は、1に過去の植民地支配による後遺症、2にマンパワーの不足、3に資源に胡座をかいた汚職と失政。
      この三つにあると思います。つまり、中東諸国が此れから強国になるには、トルコのように宗教分離を行うか、イランのように半共産主義的革命を行うか、まとまりのよい旧ペルシャと旧アッバース朝として仲良くいがみ合うという、三つの選択があると言えるでしょう。
      今その三つ目を選択しているのがISISであると言えますが、彼等は民主的な手法をとる訳でもなく、またイスラム教的手法をとる訳でもなく(異論を述べる方はアイユーブ朝について調べるように)、暴力主義に訴えている内には、彼等の敗北は暫くは望めそうにありませんが、勝利は絶対にあり得ないでしょう。

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    7. 一人辺りGDP十万ドルじゃなくて、一万ドルでした

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    8. 早くooの太陽光発電システムを開発するんだ!

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    9. 3行plz

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    10. 貧乏人がムスリム名乗って略奪し
      日本人が捕らえられ
      左翼と宗教反対キチが騒ぎ出す

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    11. PDCAサイクルって大事
      宗教は心の問題だから何でもいいじゃん
      宗教はいいけどそれでテロするのは違うくね?

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  2. その予言のソースどこなのかイスラムの人は探さないの?

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    1. 偉い人や坊さんが言ったのだから正しい!で通るんだろうな。
      こうやって「深く物事を考えず周囲の人や状況に流される&宗教を利用して人心を煽る」が恒常化してるからアラブ圏は荒れるのです。

      右に立つのも左に座るのも同じ人。
      そういう人は風向き変わればコロコロ立場変えて、どんな恥知らずな事でもしてのける。
      日本でも日教組みたいに、戦前と同じく生徒の思想洗脳と言論弾圧繰り返してる連中いるから人事じゃ無いなぁ。
      アイツラ右向いてた面を左に向けただけですぜ。

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    2. 戦前:戦争だー! 鬼畜英米に鉄槌を! それに異を唱えるやつは売国奴だシバけー!
      戦後:戦争反対! 自衛隊反対! 軍備増強を口にするやつは戦争賛美者だ、右翼だシバけー!

      行動原理は完全に同じだよね
      自分の主義主張だけを声高らかに叫び、異なる意見を持つものの主張は一切聞かず……どころか途中で遮りだす始末

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    3. 戦前戦時この国で一番嘘垂れ流して戦争開始を煽りまくっていたマスコミ共が
      同じ社名掲げながら反戦だの戦争責任だの叫んでいるからな。
      少なくともその責任とやらを言い出すなら何割かはテメェらが背負うべきモノだってのに
      第三者・中立・公正に戦争やって愚か者共を非難してますってスタイルだから気に食わんわ。

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  3. ふと思ったけど、あの地域で廃仏毀釈みたいな事が起こったらどうなるんだろ?

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    1. ISISがニネヴェ壊したし今に分かるんじゃないかな?

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    2. 恐らく、イスラム圏の国家がこれをやることは、いまとなっては不可能でしょう。トルコが唯一これに似た政策を打ちましたが、今やあの国も徐々にイスラムに回帰しつつあります。では、どうしてなのか検証してみましょう。
      まず、廃仏毀釈は当時明治政府の元勲達が取った政策の中でも画期的なものの一つでした。わたしはその効果を大まかに二つあると考えています。
      @国体の統一
      江戸時代まで、日本は大小の武士という名の軍閥「藩」に分たれていました。さらに藩の間に関所を設け、人・物・金の自由な往来を禁止しました。(徳川家康という男は今で言う「北の将軍様」のような、極めて保守的な封建政治の権化ですね)そのため、当時の人間は「日本人」であるという意識に欠けていました。例えばイタリアなんかは都市国家郡として発祥した経緯があるので、第二次世界大戦辺りまで国民国家という意識が希薄だったそうです。同じように、当時の人間は日本という国に生きる国民であるという意識が皆無だったのです。
      そこで天皇を担ぎ出し、統一国家の象徴としました。「天皇陛下は偉い、だからみんな従え」としなければ国家としてまとまらなかったわけです。この手段は中国共産党が同じように国をまとめるのに使用しています。教育水準の低い人間にはこれが一番有効な手段だったのでしょう。もっとも、これが後に日本の暴走の火種となりましたが。
      A既存の価値観の破壊
      当時の日本は、イスラムほどではありませんが意外に宗教的、あるいは慣習的なタブーが数多くありました。そういった価値観を全てぶっ壊し、古典的な中世国家から近代国家に作り直すのに必要な手段でした。
      例えば、職業の自由です。当時は職業そのものが世襲制でした。農民の子は農民、武士の子は武士、職人の子は職人といった風に。さらには、革製品(仏教で不浄とされていたからです)や染物(手が染料で汚れるので差別されました)を扱う人間は、江戸時代以前から差別されていて、ついには豊臣秀吉の刀狩を経て、江戸時代には所謂「エタ・非人」とされてしまいます。
      しかし、明治以降、服装の洋装化に伴って帽子や靴、ベルトんどの革製品需要や繊維需要が激増します。そんなときに革製品や染物製品を専門の扱ってきた人間にしか扱えないようでは産業が成り立ちません。それでは極めて非効率的です。
      それ以外にも学者や商人、政治家などの優秀な人間を市井から見出す芽を潰しますし、なにより富国強兵を実現するためには、身分の差を問わずに徴兵を行い、軍隊とすることが必要不可欠だったので不都合だったのです。そのため、江戸時代以来の世俗的な価値観、風俗を壊してしまう必要がありました。
      その他にも、当時、戸籍を作っていたのが寺社だったので、それを国家が運用するために必要だったとか理由は幾つかあります。
      ですが、本質的にはこの旧来の価値観からの強制的な脱却こそが、廃仏毀釈の本質であり、西洋式の価値観である近代実証主義を受け入れる下地になりました。それを行った明示の元勲達は、やはり偉かったのです。
      因みに、日本とは逆に西洋の価値観を受け入れなかった国がありました。隣の中国、当時の清国です。アヘン戦争以来、清では「師夷之長技以制夷」(西洋人の進んだ技術を用いて西洋人を制する)という、所謂、洋務運動が起こりました。洋務運動のスローガンは「中体西用」。つまり、伝統中国の文化や制度を本体として、西洋の機械文明の利用を目指すというものだったのです。
      しかし、彼らは西洋文化の上っ面だけを受け入れ、その根底にある近代実証主義を受け入れなかった。結局、そんな国がどうなったかは、誰もが知るとおりです。
      イスラムを報じる人間達にも同じことが言えます。科学技術を賛美しながら、その科学技術を生み出す根幹である実証主義を否定し、宗教に固執する。そんな文明に、未来はありません。

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  4. ↑少し補足します。
    つまり、江戸時代の仏教的な価値観や制度、俗習を捨てさり、西洋的な文化や価値観を受け入れるための政策の一つだったということです。富国強兵や殖産興業にも繋がる四民平、解放令等ともセットの政策でした。これらは全て明治最初期に当時の国費の6割を浪費して2年かけて行われた岩倉使節団の成果です。
    イスラム的価値観に固執する人たちが、そのイスラム的価値観そのものを破壊する政策を受け入れる余地はないと、わたしは思います。

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    1. 中東における廃仏毀釈後の国家としての主柱を何に置くんですかね。

      科学の元になった錬金術も哲学も元はといえば、イスラム国家のお陰で存在することを忘れていませんか?つきなみな言い方ですがレイシズムじみて聞こえます。
      原理主義についても誤解があるように思えますし(キリスト教にしてもヒンドゥー教しても原理主義は存在するし、イスラム過激派じみたこともやっている)、イスラム教国の中にも顔を出して女性が過ごせる国が有るように、イスラム教にも多様性が有ることを無視していませんか?

      廃仏毀釈を行わずとも近代化を行ったタイのように、実証主義の導入に、宗教社会の破壊は必須ではないです。
      現在のトルコがイスラム回帰しているように見える姿は、血みどろの抗争を経て首相となったエルバガン氏の地盤固めとしての行為による幻影であって、トルコ国民はデモという手段を用いて抵抗を示しています。事実、政教分離に国民の八割は賛成という統計があるようですから、トルコ国民は目を曇らせている訳ではないのです。

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    2. 宗教的な問題にみえてその実政治的な問題ってパターンが多いからね、食えなきゃ過激派だって生きられないし武器がなければテロも難しい
      結局のところ変えれる立場の人間が必要と感じて変えようとしないと変わらないのかもよ、例の日本なんて先に政府自体がひっくり返ってるし

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    3. 過激派が現在のさばっている原因としては、ISISの資金源のひとつに、喜捨という形での資金援助があるのですが、これを行っているのがスンニ派が多い、サウジアラビアやUAEなどの石油王等と言われる人達です。この人達のなかにはビジネスとして行っている人もいるようですが、一番大きな理由ではありません。アメリカがイラク戦争の結果として、投票箱を持ち込み、シーア派のポピュリズムの権化のような政権を産み出したことによって、イランを忌み嫌う周辺のスンニ派国家は、第二のイランとしてイラクを危険視するようになりました。その結果、喜捨という形での資金援助が行われたようです。この喜捨というものは、アルカイダも受けており、最近両者とも目立つようなテロを繰り返している要因は、こういった喜捨を行っているスポンサーに対しての宣伝合戦という側面が強いでしょう。

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  5. 検証しないのはバカwとか実証主義じゃないから嫌い、という意見は、所詮は一方的なものの味方でしかない。
    実証主義とてすべての分野に取り入れるべき、絶対的に正しい価値観ではないのだ。
    宗教はあくまで信者の精神的支えになればよい。
    信者でもない人間が外から外の価値観で判断しても意味はない。
    ……というのが基本だが、そうもいってられないのがイスラム過激派なんだよなぁ。

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    1. 地動説裁判なんかも当時の人にしてみればそれが一番合理的な考えだしな。

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    2. イスラムは時代を全力で逆行しようとしてるからなww
      正直、死ぬなら自分たちだけで勝手に死んでくれと言いたい。

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    3. 原理主義は別にイスラムだけじゃないってば。ガンジーだってヒンドゥー教の過激派に殺されたんだし、キリスト教にだって狂った原理主義もいる。アメリカがまさにそれで、原理主義が強い州によっては進化論を教えなかったりする。
      中東で原理主義が強い理由は、単純にイスラム教の誕生が他宗教に比べて成立年が若いこともあって、なまじっか完成度が高いものだから、あの地域では有用な宗教になってることもあって、政治利用がしやすいから。そして完成度が高いせいで宗教改革もあまり行われていない。
      しかし完成度が高いとはいえ成立から1400年近く経っているからボロが出始め、それを補強しようと民族主義と結び付いた結果が今の中東。

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    4. んなこたぁわかっとるわ。
      でも実際、我々が情報として知るのはほとんどイスラム原理主義なんだからそういう言い回ししてもいいだろ。

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    5. いやそれは無知なのが悪いんじゃないですかね。でなければ暴力的な言動だ。

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    6. とんでもなく暴力的な論理ですね。

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    7. 上の人は別に「原理主義の先駆けはイスラム」なんて最初から一言も書いてないし、単にイスラムの原理主義者はこれだから〜、って話してるだけじゃないの?

      つーか、なんでいきなり話の流れにも無い&勝手な読み違いして「お前は無知で暴力的だ」なんて噛み付いてるんだ?

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    8. ツリーのトップに反論してるんじゃなくて2つ目への反論なんですけれど。寧ろトップの方の意見には賛成ですし。反論にも先駆けなんて一言も書いてないです。相手が「原理主義の先駆けはイスラム」って思ってるなって思ったなら、ガンジー云々なんて書かずにバクティを書きますよ。

      そして四つ目の方の「情報として〜そういう言い回しをしてもいいだろ」って、どう考えても暴力的な発言でしょう。
      しかも、「無知で暴力的だ」なんて書いてないですよ。「でなければ」ってちゃんと書いてあるじゃないですか。「我々」って書いてあったから、そう考える人はただ無知なのか、暴力的な思想の人であるかのどちらかだろうという意味です。もしくは、勝手に「我々」と人を括ろうとする考えが、暴力的じゃないかという意味としてとってもらっても構いません。

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    9. 8だけじゃ誤解が生まれそうなので付け足すと、3は2の方の意見に、時代に逆行しようとしているのはイスラムだけでなく、キリストだってそうだし、野蛮な行為をしているのはヒンドゥー教だってそうだ、イスラム教だからって一纏めにしない方がいい、という趣旨で書きました。だからトップの方に対する反論では有りません。単純な宗教の問題ではないって意味で、民族主義云々と書いてあるのは、トップの方がそれを頭にいれてない訳じゃないことは分かっていますが、それでも必要だと思ったから書いたわけです。

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    10. やっぱ思い込みで書き込んでるじゃねーかコイツw

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    11. じゃあどこが思い込みなのか書いてもらわないと、反省もできないんですけど。

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    12. つまり3の人は2の人が
      >イスラム「過激派とキリスト教過激派とヒンズー教過激派」は時代を全力で逆行しようとしてるからなww
      >正直、死ぬなら自分たちだけで勝手に死んでくれと言いたい。
      って書かないと「原理主義者は他にも居るのに知らないんですか親切に教えてあげますよ」って言ってるんでしょう?

      そんで「それくらい知ってるよ」と言う反応に対して「お前は無知(と言う思い込み)、もしくは暴力的(と言う思い込み)」って言われたら思い込みで侮辱されてると思うよね?
      いま話題の中心になってるのがイスラム原理主義過激派なんだから、それぐらい読み取れよアスペ・・・って言われてもしょうがないよね。
      でもそんな文脈読み取って反省なんか出来ないんですよね?
      3がコミニュケーション不全すぎて辛い。

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    13. 3の書き込みを勝手に曲解したのは国語能力不足。
      それでドヤ顔で的はずれな指摘して、「そうじゃない」と言われたら「無知なのが悪い。暴力的」だと見事なブーメラン発言したのは人の気持ちと我が身を振り返らないコミュ症。

      削除
    14. ???
      それくらい知ってるよ〜の事については8,9で一切触れてないじゃないですか。私が引っかかったのは、4の方の我々が〜
      というくだりですよ。
      2の方はイスラムは云々とイスラムに限定するように語ってるじゃないですか。そこから別の宗教にたいしての意見でもあるだと察する事をするのは、文面である以上難しくないですかね?(その方がそういう意図を持ってたにせよ、2の言葉はどうにも原理主義というものにバイアスのかかった意見にしか見えませんし)書いてあることにしか反論できませんよ。面と向かって無いんですから。そして8に書かれてある通り、我々という言葉で括り出してる時点で、4の方は自分の意見として書いてないですよね?自分が、って書いてあったなら私の反論の方が可笑しいことになりますが、4の方の発言の主体は全体に変わっているのですから、そうおかしな反論ではないと思いますが。
      寧ろ、他の宗教にだって野蛮な過激派がいるって知ってるなら尚更、そういう言い方してもいいだろ、なんて発言には至らないと思います。

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    15. いや書いたあとでなんですが、それくらい知ってるよ、って書かれた後でイスラムはって書かれてあるんだから、察することは難しいというのは甘えですね。訂正します。

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    16. そもそも別に2読んでもイスラム限定の言い方には見えんが。単にイスラムの話題だからイスラムにしか触れてないだけで。
      それにそこから原理主義云々について語っているようには見えんし、2がイスラム原理主義にバイアスの掛かった発言をしているとも読み取れない。

      だから散々勝手な思い込みで他人様に対して失礼な書き込みするな、って言われてるのよ。
      加えてそれすら分かってないから、読解能力が無くてコミュ症だといわれているわけだ。

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    17. ↑訂正「イスラム限定の言い方」→「この問題がイスラム原理主義限定の問題であるかのような物言い」

      まぁ普通は言わんでも分かるだろうけど、普通に読んでも分からない人もいるようだから一応訂正。

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  6. 最近この話題ばかりで、韓国も北朝鮮も中国も影が薄い。
    陰に隠れてこそこそ何かしてるんだろうけど。
    そのために資金提供して、騒ぎを起こせとか示唆なんて、
    目的のために手段を選ばない北朝鮮、
    手段のために目的を選ばない韓国はやりかねないな。

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    1. 中韓はわかりませんが、拉致被害者の件がありますから、北朝鮮は絶対注視してるでしょうね。

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    2. 原理主義者名乗ってるくせに、回族弾圧の中国、コーラン焚書の韓国に何も言ってない時点でお察し。
      ISISの原油を誰が買っているのか、欧米から旧ソにまで喧嘩を売ってる集団が育って誰が得するのか。
      地理的に南西から武器輸入が難しい場所に武器を送るルートとか、考えたら・・・ねぇ?

      しかしISISは「煮られる良狗」になってくれるほど可愛く無いと思うけどね。

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    3. 韓国は韓国で裁判に通訳を買収して行かせないというとんでもなく野蛮なことをやってるけどね。

 
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