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VRMMO【6】-【7】  [七章 供贄の黄金
 ログ・ホライズンF


ログ・ホライズンの二次創作はこちらにあるよ!

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(´・ω・`)主人公さんが、土地の売買を冒険者しか出来ない現状を危惧し、だれでも土地を購入できるようにするために、黄金をモンスターにすらばら撒いているシステムの所へと、大規模レイド組んで何度も全滅しながら攻め込む[七章 供贄の黄金] だよ。

(´・ω・`)これを通して、将来の禍根の一つを絶つ事に成功し、主人公はこの世界で死ぬって事がどんな事なのかを初めて知って、アキツキと更に仲良くなってリア充でした。はい。
(´・ω・`)死んだ先にアカツキが入たおかげで共通の思い出が更に出来た有様だよ!

「それが本題です。僕たちは、このヤマトの地表すべてのゾーン、森林や、山脈や、湖、近海などのすべてを購入したく思っています。そして、購入した全ては先ほどと同じように、速やかに破棄、譲渡します。今証明したように、購入したゾーンの所有権を破棄、すなわちヤマトに譲渡すれば購入額は返金されます。……ヤマトの大地はヤマトの手へ還るべきです」
  菫星は白くなるほど拳を握りしめて、必死に動揺を抑えているようだった。

「この状況は、異常です。僕たち〈円卓会議〉は戦争の火種になることを望みません。土地の所有を否定するわけではないです。でも、それは人と人の契約で十分だと思うのです。ゾーン購入システムは、今の僕たちには、不必要なんです。だから僕たち〈円卓会議〉に、そのための資金を貸してください。僕たちが僕たちを滅ぼさないで済むように、この流れに返すための資金を、融資してください」

(´・ω・`)主人公からは国家を私物化する権力者の匂いが全くしなくて化物だわ。


●主人公が初めて死を体験し、記憶を捧げてしまうお話さん。つまり、六章でアカツキと一緒に居たのはこの話で死亡したから。
●供贄一族の秘密を覗くために大規模レイドを組んで、攻略しようとするお話さん。
●大規模レイドを組むために色んな人に声をかけて実戦経験豊富な奴らを集めた。
●ススキノで以前、主人公達を襲って返り討ちにあっている デミクァスが仲間になった。

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ログ・ホライズン  [七章 供贄の黄金] 小説を読もう! 作者:橙乃ままれ 55-64話   2013年 11月 05日

055 供贄の黄金 --濡羽という冒険者は、色んな冒険者から財産を丸ごと奪ったお人だった。
ミナミで最大級の財産を持つ冒険となり、大神殿を掌握して勢力【〈十席会議〉】を築いている。
他の冒険者との違いは、最初から生存競争だと自覚した上で他者を蹴落としている所だ。 
 -

056 --冒険者が生活するために必要なサービスを提供している供贄一族に銀行として融資をやってもらいたかったので交渉する事になった。
だが、彼らは冒険者がいなくても生きて行く事が出来るので、交渉カードが制限されて、情報を引き出すのが難しい。
今回は供贄一族の本拠地の情報を知っているので交渉カードを増やし、莫大な金塊の在り処もわかっていたので、これで何とかなると思ったのだが・・・・その金塊がある場所が大規模戦闘ゾーンだったので、主人公達の戦力が足りなかった!  
 -
 どうせ心配しなくても、シロエは自分が納得できるように惜しみない努力をするだろう。直継の友人はそういう男なのだ。万事につけて手抜きができないのだから。
 「しょーがねえから。大規模戦闘のメンバー、あつめようぜ。大丈夫。どうにかなるさ」
  なるかなあ、というシロエの返答に、なるなると明るく返して直継はシロエを蹴飛ばした。挽回できない展開なんて一個もないと、直継は言葉にはしないで笑いかけた。

(´・ω・`)戦力だけなら腐るほどあるアキバなら、何にも困らない課題な有様だった。
(´・ω・`)問題点があるとしたら、普通に編成したら見つけた金塊を分配する事態になっちゃう事かな。


057 ^大規模レイドを組む必要があるのだが、現在は監視されているので、それだけの戦力を集める事と、集団として習熟している連中を集めるのが難しかった。
しかも、知り合いに相談したら、死にまくったせいで記憶を失い、自分の駄目な所がわかってしまうので死にまくる事が確定しそうな作戦には冒険者が集まらない!

そこで実戦経験豊富な冒険者を中心に勧誘する事で、辛うじて人数を集める事に成功し、あと少しでフルレイドを結成できる。
^^
おう。シロエはあれからこっち、何回死んだ?」
  あれというのは〈大災害〉のことだろうと検討をつけたシロエは、「一回も」と答える。その答えにウィリアムは、その不機嫌そうな顔を困惑に歪ませて横を向いた。
  その表情は不機嫌と言うよりも、困惑しているようであった。
 「判ってないやつには説明できねえ」
 「……」
 「死ぬと色々判んだよ。自分の下手くそとかセコいとことか、つまんねーとことか。百回死ねば、百回判んだよ。それが辛くて続かねえんだよ」
  唇を噛みしめたウィリアムは、若く見えた。

(´・ω・`)戦場が嫌になって軍人を引退するようなもんかな。うん。

058 --大規模レイドを組む事が出来たので、現地へと向けて移動する事になった。
この作品の大規模レイドが必要な作戦は・・・・無数の罠やモンスターがいるので恐ろしいほどに時間がかかる仕様になっている。
時間をかければかけるほど情報漏洩の可能性が高まるので、主人公的には最悪だった。

4つのパーティでそれぞれの役割を決めて連携して効率よく戦っても、装備品が摩耗するので、このままだと10日くらいしか滞在できない。
-
「年内くらいに終わればいいですね」
  ルギウスのその考えはある意味当然だった。
  そもそも大規模戦闘は、挑戦さえすれば一朝一夕に突破できるような課題ではないのだ。〈エルダー・テイル〉時代を思い出してみても、ひとつの大規模戦闘ゾーンには無数の通常(しかしレイドランクの)モンスターと、五体から十体のボスモンスターが存在する。通常モンスターでさえ気を抜けば全滅だ。ボスモンスターともなれば、十数回の全滅を繰り返しながらその能力を探り、突破口を見つけてやっと勝利するというのが大規模戦闘である。
  大規模戦闘ゾーンでは全滅をしてもプレイヤータウンの大聖堂まで移動するなどということはない。ゾーンの入り口で復活である。いわばゾーンの入り口が、大聖堂と同様の復活エリアとして機能しているのだ。

(´・ω・`)廃人プレイヤーしか挑めないようなクソゲーすぎるイベントだ。



059---実は主人公さんが何の目的で莫大なお金を得ようとしているのかが判明していない。
新鮮なパンツを見たい直継は、きっと家を守るためだろうなぁって思いながら、知り合った少女のホットパンツを見ていた。
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060 --大規模レイド用のボス 〈七なる庭園のルセアート〉との戦いが始まった。
パーティにデミクァスっていう、以前、ススキノで返り討ちにあった事で主人公を恨んでいる冒険者がいるのだが、的確に主人公が予測してサポートしちゃうせいで、復讐をやる怒りを敵モンスターにぶつけるしかない状況へと追い込まれている。 

でも、他のボスが2体もやってきたせいで、大規模レイドパーティは全滅した!
圧倒的な戦力差だから覆すの無理!
六章で死んだアカツキとシロエが一緒の場所に居たのは、この戦いで戦死したのが原因だった!
主人公は初めて死を体験し、記憶を捧げる事になる!
 今の離脱も、そのあとの回し蹴りも、デミクァスの熱闘のように見えてシロエに撃たせてもらっただけなのである。
  もちろんあの男にデミクァスのような攻撃力や体術があるわけではない。
  あの男がやったことといえばわずかに気をそらしたり、ちんけな強化呪文を操ったに過ぎない。そのような姑息なごまかしでは、強力なモンスターを倒すことは決してできないだろう。
  しかし重要なのは、シロエがデミクァスがやろうとすることを察し、気が付かれないようにその手助けができるという事実である。シロエはデミクァスの行動を完全に予測しているのだ。それが意味するところが分かる程度には、デミクァスもこの大規模戦闘で実力を伸ばしたということでもある。

(´・ω・`)的確に支援できる子とは利益を考えたら仲良くするしかない(キリッ

061--死んだ後に送られた場所の名前から、主人公は月やテストサーバーだと思った。
静かな海は、月の地名である。
この素敵な場所で主人公はアカツキと再会し、一緒に記憶の一部を捨てて、こんな場所で再会できた事への不思議から会話していた。
アカツキちゃんをナデナデするだけで、主人公はとってもゆっくりした気分になれる。

問題だったのは〈シルバーソード〉の皆の心が折れちゃったので、この大規模戦闘を攻略するのが無理になりつつある事だった。
 “死”と蘇生の間で自らの失策と不備を気付かされて、全員の心が辛い!
今までは勝利できる可能性があったから大丈夫だっただけで、勝てないとわかると挑戦する気力がない!

だがっ!〈シルバーソード〉のギルドマスターが立ち上がった!
周りからゲーム廃人だと馬鹿にされながら生活してきたトラウマが蘇ったが、ゲームがなかったら友達を作れなかった人なので、絶対に諦めたくない!
おかげでみんなの勇気が復活した!

でも、勝率は15%くらい!
主人公さんが考えまくっても、勝率が絶望的! 
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「俺はこの世界に来た時、ぶっちゃけ嬉しかったよ。お前らだって、少しくらいはそうだったろ。本当に一〇〇%嫌だった奴なんてここにはいないんじゃないか? だってこの世界は、〈エルダー・テイル〉なんだぜ。おれらがアホみたいに入れ込んだあの世界だ。俺らが誰より得意なレイドの世界だ。これはいけるんじゃねえかって思ったよ。でもそんなことよりなにより、俺、お前らと一緒で嬉しかったよ。お前らゲームのまんまだもんな。俺もなんだけどよ。そんなのはどうでもいいか。一緒にレイドできりゃいい。この世界には、俺たちをバカにする奴は誰も居ないしな」
  ウィリアムは鼻をすすり上げた。
  歴戦の野戦司令官、“ミスリルアイズ”の二つ名を持つエルフの狙撃手はもういない。

 「でも、だから、敗けても逃げちゃダメなんだよ。俺らはさあ! 勝てねえかもしれねえ。まあ勝てねえだろ。十中八九、敗けだろ。でも、ダメなんだ。絶対に認めちゃダメなことってあんだろ。だいたいそれで帰ってどうするんだよ、なにすんだよ? おれらからコレとって、なにが残んだよ。――他の連中がドン引きするくらい〈エルダー・テイル〉やってきたんだぞ。俺のこの二年はまるごと〈エルダー・テイル〉だぜ。朝から晩までそのこと考えてた。飯食うのも寝るのも風呂はいるのも全部そのためにやってたんだ。勉強するのだって〈エルダー・テイル〉のためだった。ド廃人だっていいたきゃいえ。俺はドン引きゲーマーだ。レアアイテム一個で一晩中大喜びできるほどの社会不適合者だ。クソ本気でやってきたんだよ。でも、だから、たかがレイドボスが二体や三体増えたくらいで、逃げ出せねえ。だいたい逃げてどこへ行くんだよ! 逃げた先で、ゲームを馬鹿にして生きるのかよ。レイドやめたら友達できるのかよ。ムダな時間使っちゃいましたねえーって半笑いかよ。死ねよ。そんなクソは」
(´・ω・`)なんて羨ましい発言なんだろう。

062--デミクァスは善良なデミクァスになっていた。
一章はススキノで悪党やっていたが、そこから辛酸をなめさせられ続け、大地人を尊敬し、この世界でレイドボス相手に頑張っているシルバーソードのギルマス見て、もっと貢献するべく、攻撃を代わりに受けたりしている。
こそして、のレイドボスとの戦闘で、直継にもヒロインさんが出来た。
パンツパンツ発言を喜んで受け入れてくれる テトラさん!

ログ・ホライズンに入ってくるぞ!  
     
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 〈大地人〉は死んだら死ぬのだ。それがわかっているのに、そのたったひとつの命をかけて生きている。自分の意地を通すためになけなしの全存在をベットしているのだ。デミクァスの安い命では、到底釣り合いが取れない。
  この異世界を舐めていた。
  たかがゲームだと思いあがり、だからシロエに負けた。
  その思い込みを正せないうちに、無力なはずの当の〈大地人〉にすら負けた。
  〈シルバーソード〉にも負けた。酒場で遭遇したその初回に打ちのめされ、そのあと何度も床を舐めさせられ、〈ブリガンティア〉は壊滅状態となった。
  そしてレイドボスにも負けて、それだけであればまだ救いがあったかもしれないが、ウィリアムにはギルドマスターとしてすら敗北した。あんな壊滅をしたにもかかわらず、あのゲーム廃人にはついてくる仲間が二十人もいるのだ。
  デミクァスには何も残されていない。

(´・ω・`)皆が良い奴になって、一部はリア充への道を突き進み人生ヘブン状態!

063  --大規模レイドを勝ち抜き、主人公はモンスター達にも金貨を分配しているシステムへと辿り着いた。
主人公がここに来た理由は、冒険者しか土地を購入できない現状を変えるためである。
今のシステムだと将来的に大いなる禍根を残すので、誰でも土地を購入できるようにと、一度ヤマトサーバー全ての土地を購入し、それを破棄するために今回の大規模レイドは提案されたのだ。

作戦は成功し、主人公はアカツキと更に仲良くなり、リア充(キリッ
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