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紀元前21世紀
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統治・内政物のテンプレ  管理人の文章【147】

「馬具チートして、馬の力を効率よく運用すれば最強やん!」 ●紀元前21世紀


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「馬具チートして、馬の力を効率よく運用すれば最強やん!」 ●紀元前21世紀

  2015
12/11

内政チートオリ主(´・ω・`)馬具を効率化!
馬の力を最大限使えるように改良する事でっ!
大量の物資を運搬できる!


投稿者「この図だとaが腹帯式、cが脛帯式、bが胸当て式となります。
具体的な性能としては脛帯式馬具、胸当て式馬具、共に腹帯式馬具の4倍から5倍の性能になります。
多少胸当て式の方が効率は良いのですが、馬具の馬への固定のしやすさでは脛帯式馬具が優れています。」


弟子(´・ω・`)・・・確か、この系統の内政チートって・・・。
社会に必要な奴隷の数が激減するタイプの内政チートでしたよね。



先生(´・ω・`)うん、社会構造が大きく変わって大変な事になりそうだっ・・・。
戦争にも便利だよね。
輸送できる物資が激増する訳だし。

馬具チートしようにも調練が面倒!そもそも騎兵にできる大きい馬がいない!というトリッパーや転生者の方に朗報です。
今回ご紹介するのは、簡単な調練で馬の輸送力を大幅に上げることができるチートです。
なお、あくまで馬車馬の馬具のチートなので、チャリオットはとにかく、騎兵には転用できませんのでご了承ください。

まずよーく馬車を引く馬を見てください、何か苦しそうじゃありませんか?
それならまず走らせてみましょう。
そうしたらわかりやすくなると思うのですが、馬車に接続された馬具が馬の首を締めていることが分かります。

締めてない?
遊牧民の大型馬がすでにいる世界の人は帰ってください。

それはとにかく、よく見ると、馬の身体についている馬具と馬車を接続する箇所が馬の背中にあることが分かります。
そこから馬の首に延びる馬具が、首絞めのロープのように、馬の首を絞めているのです。
さらに接続箇所から下向きにぐるっと馬の腹を巻いてまた背中の接続箇所につながるように、馬具の帯が巻かれています。
このような形の馬具は腹帯式馬具と呼ばれ、8〜12世紀までのヨーロッパ、あるいは紀元前4世紀までの中国で使われていました。
この馬具は、馬の首が閉まってしまうため、あまり重いものを引けず、また十分な速度を出すことができないので、
馬一頭当たりのけん引力は500kg程度になってしまいます。

それを解決するため、二つのタイプの馬具チートを用意しました。

一つは馬の首ではなく胸骨のあたりに馬具の帯を付け、それを真っ直ぐ後ろに延ばした所に馬車との接続部を設け、
それがずり落ちないように、帯と馬車との接続部に、馬の背中にを通した帯を付けたものです。
これは頸帯式馬具と呼ばれています。

もう一つは、馬の胸骨に引っかかるように固い首輪のようなものをつけてその中間部に馬車との接続点を設けたものです。
これは固い首輪が馬の首とすれて怪我をしないように馬の首と接触する部分はやわらかいものを使うべきです。
この馬具を胸当て式馬具と言います。

海外のサイトですが分かりやすい図として、
ttp://www.brlsi.org/sites/all/files/site/images/15%20horse%20harnesses.jpg
があります。
この図だとaが腹帯式、bが脛帯式、cが胸当て式となります。

具体的な性能としては脛帯式馬具、胸当て式馬具、共に腹帯式馬具の4倍から5倍の性能になります。
多少胸当て式の方が効率は良いのですが、馬具の馬への固定のしやすさでは脛帯式馬具が優れています。

さあこれで、あなたも楽しい異世界ライフを満喫してください!

注)これは【雑談所】内政物で使いそうなチートって、何があると思う?14で書いたものの焼き直し&修正です。
自分で書いててあれだけどこんな長いもの誰も読まないだろうな・・・

●たぶんこうなる。


奴隷(´・ω・`)(´・ω・`)えー、運搬関連の効率化で、奴隷を削減ー!?

オリ主
(´・ω・`)の、農業という分野が残ってるし、奴隷達を農業に使おう!
そんでどんどん領地発展だ!


どんどん機械化  機械化 機械化


奴隷(´・ω・`)(´・ω・`)☚失業者にクラスチェンジ

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31 件のコメント:

  1. 誰かがポソッ、って書いた記憶があるけど、
    「ジャングルまで行って天然ゴムの木を伐採して来ないと馬車は使いもんになんねー」
    って話が出たのを覚えている。
    タイヤ関係ね。
    それと、調子に乗って重量物を乗せて、雨が降って泥道に突っ込んだら
    ゲートに登場したドラゴンから逃げる村人達と同じ運命を辿ることになる。

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    1. オリ主(´・ω・`)た、たまたま領地に、ゴムの木が生えている設定にすれば大丈夫!

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    2. ちょっとの工夫で出来る程度の技術ってのは大抵その時代の人が先にやっとるしね、
      それなのに使われてないのは大量生産するために安定して材料が供給できないとかなにかしら理由があるもの、
      コロンブスの卵みたいな発想だけでチートなんてのはそうそうできんよ。

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    3. 書いてあるけど中国では紀元前4世紀には導入されてる程度には他の関連技術少なくて済む技術だぞこれ、
      ヨーロッパやローマじゃなぜか導入が、遅れに遅れて紀元8〜12世紀にやっとという技術だけど。

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    4. 必要ないと思ったからじゃないの? 導入できるけどそれにかける手間が惜しいからこのままでいいや的な、
      少し苦労すれば楽できるけど、目先の楽を求めて追い詰められるまで面倒くさいからしないのが人間だし。
      そこらへんも含めて導入しない理由ってのがあるんでしょ多分。

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    5. ただ、必要ないとはいえ、これがないせいで、イタリア半島から食料調達するよりエジプトから船で食料輸送する方が遥かに安くなって、ローマ帝国崩壊の遠因になった面も・・・

      たしかにパルメさんの奴隷が失業するという所を読んで、社会構造の変化を恐れてあえてローマが導入しなかった可能性は十分ありそうだと思った。
      ローマ皇帝の逸話で、割れないガラスの製法を編み出した職人が皇帝に報告したところ、その製法を知っているのがその職人一人だと確認したうえで、ガラス職人全体の雇用減を恐れて殺したという話があっし。
      この皇帝は、ガラスの強度が上がることでガラス製品を買い替えることが少なくなり、ガラス職人が失業すると思ったたという。
      ガラスの強度が上がれば、強度不足から今まで作られてこなかったガラス製品が作られ需要が増えるとは考えなかったみたい。

      まあ、ある程度普及する前に、皇帝や、この皇帝の様に考える権力者の耳に入らなけりゃ大丈夫でしょ多分。

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    6.  まあ新技術ができても既存利権や社会構造、常識的通念とコンフリクトしたら独裁権力級の後ろ盾でもない限り社会的圧殺食らって終了だよな。
       19世紀に消毒の概念を発見したイグナーツは出産の際に手洗いを徹底する事で産婦の死亡率を激減させたが医者が病気を媒介しているという概念を危険視され、病院関係者や学会から黙殺された挙句最後は激おこ医者軍団にリンチされて死んだ。

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    7. 未来人きたオリ主レベルの知識人であるガリレオ・ガリレイも、
      教会や学識者に多くの敵を作り、地動説について言及した書物を出版したとして異端審問に掛けられ、地動説を放棄する宣誓をさせられたうえ、軟禁状態の晩年を送ってるしね。
      知識があっても受け入れられるかどうかは別問題

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    8. 如何に有用で優れていても使うのは愚衆で決めるのはその時の権力者だからなぁ運だわな
      出すことが無意味とは言わんけどその時認められるかは状況によるしな世代単位で

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    9. そういう風に考えると、小領主が乱立してる中世から近世初期ヨーロッパって科学チートはとにかく、技術チートには割と都合のいい環境だったんだな。
      交易が限定されてるから新しいものが開発されても入ってこない、
      皇帝がいない上、王の権力が弱いから、全体の社会構造ひっくりかえす技術を自領内で普及させても、明確な不利益が出るまで文句言われない。
      ただ教会を敵に回すとやばい。
      帝国でも中国だと、新技術にも対応できる巨大官僚組織があるからか割と技術進歩に寛容だけど、官僚の利権になって食い荒らされるからな。

      知識チートでうまくやるためには、権力者にならない限り、原理隠して個人で使うか、あくまでドラえもん的に現地の権力者の問題解決の要請に従って技術は提供した方がいいかもしれん。

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    10. 中世の教会だって、そこまで偏狭な組織ではない。
      宗派の存立に関わらない技術開発なら、むしろ奨励していた。
      修道院は水車の普及と投資に決定的な役割を果たしていたし(上から水をかける水車は効率が段違いだが水路や堰の建設、地権者との調整、労働力の確保、技術者の確保など地域振興のための一大プロジェクトだった。)修道院建設は建設業の技術者群の技術を上げ、食い扶持を確保し続けた。
      中小領主が存立する中世において横ぐしとなる横断的組織として、それらの技術普及を助けてもいた。

      なろう作家の描く教会組織の多くがテンプレに悪役なのは、だいぶ不勉強だと思う。
      そこまで悪の組織なら1000年以上も継続できるものではないのだから。

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    11. ただ貴族と組んで愚民化政策推し進めたり、ライフリングやクロスボウの技術禁止の布告出したりしてたからな(なおろくに守られなかった模様)、
      そりゃ日用品に使われる工学に関しては寛容だったけど、
      ただ、総合的にみると近世以降、教会の改革が進んで、近代科学の萌芽になった面もある。
      これ考えると、中世世界だと、教会に関しては、改革されるまでは敵対するというのもわかる。

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    12. 寧ろ教会の方が変化対応した感じか、ぶっちゃけ他の組織と変わらんな

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    13. 宗教法人ってのは、超長持ちする会社なんだよ。
      だから利益にならない知識の保護や技術者への援助なんかを権力者と調整しながら
      保持し続けた。近世までの技術発展に対する教会組織の貢献は見逃せないよ。

      まあ商業が勃興してからは、変化に置いていかれた感はある。

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    14. だから、侵略するときは自分らの国の宗教を先に派遣して、侵略先の宗教を弱体化、もしくは破壊して蓄えた知識を抹殺。自分らの知識にすがらないと生きていけないように仕向けて愚民化するよな。

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    15. 天然ゴムの代替はファクチスで出来ると思う
      油絵に使うような乾燥性の植物油に硫黄を混ぜればできるから天然ゴムより手に入りやすい
      現代社会でもサブって言われてゴムを補助するのに使われてるし実用性も問題ないだろう

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    16. まず第一に正確な知識が必要(設計図や料理のレシピ、化学式を暗記できる頭脳があるか?)
      知識を活用できる技術が必要(ものを作る技術、料理をする技法があるか、それを他の人に広められるか?)
      知識と技術を使う素材が必要(技術を使うための道具や、加工するための材料はあるか?)
      素材を手に入れる資金が必要(商人から購入するか、人出をあつめて手に入れるためのお金はあ稼げるか? またはスポンサーや協力者を集められるコミュ力はあるか?)
      技術を広めても受け入れる策が必要(技術が広まってそのせいで不利益を被る人達を、どうにかして説得できるか、社会自体をかえられるか?)

      ぱっと浮かぶだけでも知識チートだけでこれらを満たすのって容易じゃないよなー、
      特に工業とかだと産業革命をおこすのは一般人には無理ゲーだろ、
      逆にこれらを満たせるのに元の世界で一般人ってのは無理があるな。

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    17. っ「外付け集合知こといんたぁねっと」
      なお得られる知識は概要だけなので試行錯誤はたくさん必要な模様。
      なに?そんな手間かけられるほど余裕がない?
      だったら
      っ「超いんたぁねっと」
      体感経験知、蓄積ノウハウ、環境最適化までまとめて教えて焼き付けてくれる優れもの!
      なお別名をアカシックライブラリと言う。
      これで解決ですな。(なお作者の知力)

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    18. TVドラマにもなってる知識・技術チート作品といえば仁-JIN-とか信長のシェフがあるが、
      あれらも主人公が結構すごい人なんだが社会に対しての影響力は個人でできる範囲にしてるし、
      さすがに社会や歴史を変えるようなのはちとご都合主義すぎて作品の説得力がなくなるなやっぱ

      削除
  2. >奴隷(´・ω・`)(´・ω・`)☚失業者にクラスチェンジ

    そのときは、オリ主が雇って道路工事のスキルを身につけさせて、
    失業者から土木工事の作業員にクラスチェンジ。
    帝国全土にローマ式の街道を建設するんですよw

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    1. 技術革新⇒あぶれた人間で大規模土木工事or戦争or大工場設立

      歴史上よくあるチートですな。
      ただ、ちょっと間違うと治安の悪化、公害、疫病、食糧不足なんかが発生するから厄介。
      オリ主様なら現代知識で多少マシだが、それでも睡眠時間を削った超絶ブラック+国家官僚ばりの仕事量が必須となります。

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    2. 大丈夫、だいたいオリ主は優秀な平民を採用して官僚組織作るから
      なお平民の職業倫理、

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  3. 馬車改良するより船改良したほうが段違いに輸送効率は上がるような気がする

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    1. 船は執筆者に専門知識が必要なのだが、
      ラノベでもWEB小説でも書き手側がオベンキョウ嫌いという
      大きな欠点があってね・・・
      彼らの描く作品かい?

      「実は僕は一切勉強しなくても魔法学科の優秀性なんですよ(ドヤァ)」

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    2. 船のチート?
      船は難しいからな・・・
      この馬具チートなら実験もしやすいし、長くとも一年あれば形になるけど、船はどんだけかかるかわからん。
      舵でもつける?
      ヨーロッパじゃ、十世紀までなかった物だし、
      中国だと1世紀にはあったけど。
      改良型の穴空き舵はヨーロッパだと20世紀になるけど。

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  4. ローマ法でわざわざ馬に運搬可能な重量が記載される原因となった奴ですな。
    コロンブスの卵的発想だったのか、ガリア人はじめ蛮族の技術として馬鹿にされていたのか、その辺りは分からんけれども興味深い。

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  5. そういや昔「狼と香辛料」ってアニメに
    海の魚を海水ごと樽に入れてはこんで山の中で売る商人ってのが出てきたけど
    今になって考えると絶対採算採れないよなぁ
    水一リットルは水1キログラム。樽一つ100キロ百リットルの海水が入っているとして
    それを一つ馬車に四つ積むと四百キロ。海水の重量で馬が潰れちゃう。
    どう考えても港で外国製の奢侈品買って売りさばいた方が儲かるだろ・・・

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    1. (´・ω・`)ひ、干物にして、大量運搬すればワンチャンス

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    2. 『魚の干物』が欲しいんじゃなくて『生きてる海の魚』が欲しいんだよなぁ……

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  6. 投稿者ですが追記です。
    すみません。脛帯式馬具、胸当て式馬具の名称が逆でした。
    つまりbが胸当て式馬具、cが脛帯式馬具です。
    また4世紀にペルシャで、9世紀にビサンティンで馬具の改良がおこなわれたようですが、
    どちらも馬車との接続点を馬の背中にしたため、根本的な解決にならず失敗したようです。

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