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ダンジョン探索物 迷宮探索 ローグライク【26】
藻女神様と行く、異世界甲子園
●魔物をたくさん殺して、その報酬をさそいあう競技
●迷宮によって戦略が異なる。
●ダンジョン競技は長時間かかる。
(´・ω・`)迷宮でポイントを競い合うゲームやっている色物作品だよ。
甲子園目指して、チームが頑張るんだ。
(´・ω・`)眼の健康 + 読む時間がなくなったから、読むのやめた。
「昔々あるところに、オルタ・リーバという名のそれはとてもとても美しい河の女神様がおったそうな。あまりにも美しい女神様じゃったから、それはもう、たくさんの神々がこぞって妻にと求めてのう。オルタ様の父は、彼らの中からもっとも優れた男をオルタ様の夫とするために、あることを思いついたんじゃ。
3つの試練を見事果たした者だけが、オルタ様を娶ることができると、そう、求婚に来た神々の前で宣言したんじゃ。
3つの試練とはのう、一つは蓬莱山に住むという天龍の一咬みに耐えうる物を持ってくること、2つ目は真夏でもけっして溶けない氷を見つけてくること、3つ目は空にもう一つの月を浮かべること。
どれもできないことのようにおもえるじゃろ?実はな、オルタの父はな、謎掛けのつもりだったんじゃ。どの問題も、ほんのすこし考えればそんなにむずかしいもんだいではないのじゃよ。たとえば、ひとつめの難題などは、なにももってこないが正解じゃ。天龍の一咬みも、虚空だけは噛み砕くことができんからのう。ずるいとおもうか? じゃがのう、これも娘を思う親心。戦事(いくさごと)が下手でも良い、知恵のある相手と結ばれて幸せに暮らしてほしいいという親心だったのじゃ。
しかしのう、神々は思ったよりも遥かに頭がわるくてのお。さいしょの難題で、これは天龍の一咬みを耐えるだけの男気を試されているのだと、だれかが言い出してしまってのお。神々はこぞって、天龍に噛み付かれにいったのじゃ。天龍もいい迷惑じゃったろうのう、つぎつぎと現れる神々を噛んでは吐き捨て、噛んでは吐き捨て、それでも手加減は一切せんかった。
結局一つ目の試練で参加者の殆どが落第してのお、体に大穴をあけながらもなんとか耐え切った神々も、2つ目の試練でみんな落第しおったのじゃ。氷雪のダンジョンやえべれすとの山頂に無酸素無装備で挑む神々たちに、2つ目の試練の答えは「ところてん」だ。などとオルタ様の父はもはや言いだせなかったんじゃろうのう。
まあ、それで済めばよかったんじゃがな、落第した神々はオルタ様に文句をいいはじめてのお。『あの女、お高く止まってんじゃねえよ。』『どうせ、最初から結婚する気なんてなかったんだろ?』『ハンッ、どうせどっかに男がいて毎日腰振ってんだろ。』『俺たちが傷つく姿を見て喜んでんだぜ?あのドS女神』などなど、根も葉もない噂が神々の間で広まっていったのじゃ。
その噂話が原因で、もはやだれも3つの試練に挑むものはいなくなってしもうてのお。これはいかんとオルタ様の父も3つの試練を取り下げたんじゃが、オルタ様に求婚していた神々は、みんなすでに他の手頃な誰かを娶り、暖かな家庭をきずいておったのじゃ。気がつけばオルタ様はすっかり適齢期を過ぎておった。暫くは父の元で、泣きながら部屋にこもって暮らしておったんじゃが、そんなオルタ様に追い打ちをかけるように、周りから次々と結婚式の招待状が届いてのお、オルタ様はいたくいたく傷ついてしまったのじゃ。
『もう、結婚なんてできなくていい!わたしは一生ひとりでいいもん!』そう言って、ヒロシマにある小さな洞窟で、深い深い眠りについたのじゃ。石になって、深い眠りについたオルタ様じゃったがの。これではあんまりにも不憫じゃと、オルタ様の父上は、オルタ様の結婚祝いに贈るつもりじゃった黒い短剣を、オルタ様が眠る石に深く深くつきさしたのじゃ。そして石になったオルタ様にこう言ったそうじゃ。
『いつか必ず、この短剣を抜く者が現れるであろう。その者は、祟り神となってしまったお前をも深く深く愛してくれるだろう。例え肉体が滅び、髪の房だけが残ろうとも、お前を心から必要とし、愛してくれる者が現れるはずだ。その者こそ、憐れなお前が求めた、ただ一人の夫となるであろう。そのときが来るまで、眠れ、眠れ、我が愛しき娘よ。眠れ、眠れ、我が悲しき娘よ。』
…以上、ヒロシマの説話集、喪女神オルタ・リーバの項より。柳田広男著でした。」
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藻女神様と行く、異世界甲子園 | AAA | 6話 | ||
守護してくれる女神様にゴミのように捨てられ、監督は亜人至上主義だったので人間の主人公なんかいらねえー! でも、捨てる神もいれば拾ってくれる神様もいるはず。ー 「神妙君は素晴らしい選手だったわ。いえ、素晴らし過ぎたのよ。他の遊撃手の選手が勝ち目のなさに、早々に諦めてしまって腐ってしまうぐらいにはね。だから私は、貴方の獲得を監督に何度も押したの。神妙君がいるこの魚里高校で、堂々とした文字で希望ポジションに遊撃手と書いて、入部届を出してきた貴方をね。セレクションでも貴方は最高のパフォーマンスを見せてくれたわ。的確な判断力と、慎重かつ大胆な行動力。人族としては類まれな身体能力。ウチのバカ監督が亜人優位主義者じゃなければ、間違いなく合格していた筈よ。」 第二話 ダンジョンの恐怖ーー未知のダンジョン。 そこに神様がい・・・ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!! 危険生物だらけだああああああああああああああああ!!!! ー 第三話 三人だけのチームメイトー三人でモンスターさんに対処する事にした。 石を投げて逃げまくり、安全地帯へと戻るだけで倒せるので楽勝 ーー 第四話 メルヒェンな特攻隊 第五話 勝利を呼ぶプロポーズー 喪女神の守護(極大)を獲得した! 周りから見たら・・・とってもホラー映画なアイテムに主人公さんが呪われているようにしか見えない! なんというか、鞭だと思ったら髪だった。 ーー 【守護】 喪女神の守護(極大) NEW! 【アビリティー】 物理自動攻撃(髪) NEW!
そこには、欲しかったものを手に入れたという喜びと、タツマからもらったプレゼントという、イリアだけが知る付加価値があったのだから。
90分、休憩なしで行われるこのスポーツは、モンスターよりも、相手チームよりも、時にこの長さこそが最大の敵となる。
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