レベルアップ時に殺した相手のスキルが手に入るスキルを持つ青年が、ダンジョンがある町を治めている領主に他の候補者とともに集められ、強くなるストーリー。なんとうか、主人公の設定と背景がよく練ってあるため、読みやすい。
●槍を使う主人公さん。かつて英雄に槍を教わった復讐者。
●殺した相手のスキルを奪う能力を持っている。
?話あたり --迷宮で強いものを殺せば殺すほど経験値になり、能力が上がる・・・領主は病弱な娘のために、このシステムを悪用するつもりだった。ダンジョン探索で経験値をアップさせた候補者達を捕まえて、娘に殺させることで娘を健康な肉体にするつもりだったのだ--
61話あたり --ジンはエルフの難民を引き連れて、迷宮都市へと逃げ込んだ。死にやすい上に成長は遅いエルフ族を助けるため、領主に借金を申しでる--
69話あたり --ジンの師匠であるネプターは、国のために戦い、ありとあらゆる手段で敵国を苦しめた。しかし、敗戦後は、最大級の戦犯として扱われ、国の人々もネプターの命を狙い、妬み、見下し、軽蔑していた。そんな師匠と国の人々を見ても、ジンはネプターを信頼していた。そう、狂信的なレベルでネプターのありとあらゆる行為を肯定したのだった--
85話あたり --ラインは、師匠であるネプターとこの身体の人格であるジンの二つの人格が混じりあった結果・・・両方が恨んでいたフラン国に報復する事を決めた。迷宮の奥深くにある動力を稼動させる事で、魔物が大量生産され、各国に被害が続出してしまった--
?話 --迷宮が動いた。迷宮がラスボスさんだった。絶望的すぎる圧倒的な攻撃をしてくる迷宮さんに主人公さんは最終決戦を挑む。-- |