現実から神様から敵対者を殺害した報償としてレベルをくれる異世界へとやってきたのだが・・・・・神様の加護がないためにモンスターを殺してもレベルは上がらず、機械鎧の力だけで神様の加護を得たモンスター達と戦うダンジョン探索物。
●戦っても戦っても、ずっと初期スペック。
●技術と機械鎧で何とかして戦う。
●しかも、周りには悲劇が溢れるよう仕組まれている。
●どんどん中二病になってストーリーが凄い。
(´・ω・`)最終的にラスボスとの中二病セリフとの応酬によるセンスがやばい。この中二病セリフのセンスが欲しいと思った。
?話 --主人公は敵を殺してもレベルが上がらない。常にレベル0という最弱状態を補うための機械鎧をつけても弱く、格上を打倒するには効率的な身体の動かし方や、代償が必要だった--
14話あたり --貴族と冒険者はお互いに忌み嫌っていた。貴族は何もせずとも冒険者と同じかそれ以上であり、冒険者が貴族と同じレベルなのを貴族達は嫌っていた。貴族の婚約者が主人公に惚れていたことで決闘に巻き込まれた主人公は、頼みの綱の機械鎧も装備していない状態でレベル30の貴族にレベル0で挑むことになる--
21話あたり --レベル0でモンスターと戦い生き延び、神様の加護もないのに治癒術の効果が僅かにあることで、最終的に神様と対等に立とうという宗教観を持っている貴族達に目をつけられてしまった主人公。学生の間は、友達が貴族のため手をだされないが・・・卒業すれば、いつどこで行方不明になるかわからない冒険者という身分が待ち受けている--
41話あたり --大陸から唯一の神を除いて他の神々の加護が消えてしまった。このことにより、ナナシは、神の加護をなくした難民達をひきいて、神の加護をえた貴族相手に戦うことになったのだった--
地下45階
--纏鎧皇と名を変えた主人公は最終決戦を挑む。虐げられた仲間達すら全て確実に死ぬ囮として使用し、一つの神威が他の神威を否定し、改宗しないものは情け容赦なく殺す大陸に復讐するためにさまざまな者達を犠牲にして進む--
地下46階
--かつて愛した貴族の令嬢すらもその手にかけ、主人公は道を進む。主人公も令嬢もこの世界の狂気に完全に染まっていた。--
(´・ω・`)14話の令嬢さんだったかな。懐かしい。
地下49階
-主人公ナナシ、鈍色と一緒に学生時代にダンジョン探索をしたグリプスは、ペジタリアンだった。貴族の家に産まれたが差別され、最後は似たような境遇のベジタリアンと、異世界の人々をごと神様を製造するための実験へと使われ、鬼畜系凌辱エロゲーヒロインとして最後の人生を終えてしまった悲劇のリーダーさんである---
(´・ω・`)男と女の両方の特徴を持つ両性具有か。なんという鬼畜エロゲー。
失業した!
ワーキングプアであろうと涙を呑んで尽くして来たというのに失業した!
(´・ω・`)久しぶりの更新だと思ったら悲報つきだった。
地下50階--それは地球人達の魂で作られた道だった。二つの世界を衝突させるために無理やり異世界へと呼び出されて、死んだ後も道として運用される魂の道である。そして、新世界を創造するための脳味噌の神様が誕生し、主人公との間でとても格好良い中二病セリフの応酬をしながら主人公は葛藤したり、神に否定されるという戦いを繰り広げた。
だが、その戦いそのものが世界を創造するための刺激として利用され、用済みとなった主人公は今までの努力を全てに無駄にされる送還の法で時すらも逆行して返ってしまう--
「王では近すぎる。神では遠すぎる。
あらゆる人の精神に作用し、世界の構造を操作する存在が在る、ということを全ての存在が認識することが肝要なのだ。
人だけの裁量で全てが決することはないのだと。
そのためには、世界を作り直すしかない。
神と呼ばれずともよい。絶対者であればよいのだ。
故に吾等はこう名乗る。王と神の両性を兼ね備えし者。
脳神・天蓋皇と――――――」
(´・ω・`)とても素晴らしい中二病セリフの応酬でゆっくりできた。
地下51階--無へと帰される主人公は師匠と会話し、死んだ者達の声を聞き、恨みの怨嗟を聞き、完全装鋼士となって決断した。悲劇を起こしたジョン・スミスの祈りに答え、脳神を叩きのめして世界を元通りにするために決戦の舞台へとやってきたのであるっ!とても中二病な素敵な会話を交わしまくるセリフの果てにっ!--
「背負った重荷に潰されそうになりながら、得たものの暖かさでそれを誤魔化しては、歯喰いしばって立ち上がる。
そういう生き方を、逃争か、あるいは闘避とでもいうのだろう。
お前が決めた生き方だ。冒険者の生き方だ。
冒険者ってのはな、そうやって何かを探し続ける者のことを言うんだ。そいつにとっての、唯一無二の宝をな」
(´・ω・`)最初から最後まで迫力のある中二病セリフでロマンがあった。もう、脳神の一つ一つの言葉が中二病すぎてたまらん。
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