第一話　仮面の伯爵　-ソラ・クラインは、名前をちゃんと残して置く事で、領地の人達に納得させるつもりだった。
残った問題は、拡大を続けるジーラの商会連合である！　 --

第二話　サロン・クラインセルト-ジーラの商会連合の事は、国王が手を出すなと言っているせいで他の領主の協力を得られない。
主人公は自分の領地に戻り、独力で対処・・・・する前に弟と出会い、その弟がかつての最低最悪の親父そっくりの性格だった事に気付いた！--
「なっ、なにするんだバカ！　放せバカ！　無礼だぞ、僕をクラインセルト伯爵家跡継ぎだと知らない大バカ者め！」

 　サロンが逃れようと暴れ回り、ソラの足を踏みつける。
 　──うわぁ、リトル豚親父だ。
 　ソラは心の中で親子の絆を幻視した。

 「放せって言ってるだろ、言葉が分からないのかバカ！　変な顔のバカッ！」
（´・ω・｀）これが血の繋がり（ｷﾘｯ

 第三話　　再度、集う者達--主人公の伯爵としての最初の仕事は、腐敗官吏の処罰だった。
事前に整えた軍事力を使って、彼らを捕まえて制裁するお仕事さんが始まる！　--

第七話　　不安定な銀-隣の新ジユズ国が好景気な影響で投機熱となり、銀が流れて行った。
そのせいで国内での銀貨の価値が下がり、銀貨を潰して銀にした方が価値がある状況になっている。　---
王国内では、銀貨を銀貨として扱うよりも、鋳潰して銀そのものとして扱う方が価値が出る状況になったのだ。
 　ツェンドの指摘を聞き、ソラは細めていた目をまぶたで覆い隠した。
 　仮面が邪魔をして表情の変化に気付かなかったツェンドは、ソラがただ静かに耳を傾けていると判断した。
（´・ω・｀）末期的な内容な気がする。貨幣経済崩壊的な意味で。

第十話　　観覧者は憂う　--イェラの事を購入して育てたお爺さんは、イェラの事を心配していた。
これから大きい事をやろうとするイェラが辛そうな目にあいそうだったからである。

あと、主人公が過去に作ったオガライトっていう斬新すぎる燃料の事で感動していた。　--
「まだ分からんかもしれん。いや、一生分からんかもしれん。だが、わしは確かに愕然としたのだ。何十年と生きて、何一つ生み出せなかった己の人生に、な」

 　老人は自嘲気味の笑みを浮かべた。

 「オガライトを生み出した者が誰かは、今もって分からん。だが、その者が生きた証、オガライトは長くこの世に残るだろう」
（´・ω・｀）主人公さんの発明のせいで絶望した！とても哀愁がただよってる。

第十二話　対ジーラ商会連合会議 -王家に言い訳できる方法でジーラ商会連合を解散に追い込むために、銀輸出の制限や、強力すぎる輸送力を持った船を製造する気だった。
ジーラ商会連合の商圏における食料品を買い占める事で、兵糧攻めも同時に実行している。　  --

第十九話　黒幕の官吏---ホルガーとザシャが商会連合を乗っ取る事が前提なので、陛下が連合商会に手を出してないのだと主人公は推察した。　
その最大の障害がイェラなので、イェラは暗殺の危機に立たされている！　 --

第二十話　英雄の条件-主人公が作った最強装備を持たせてチャフ達を出発させた。
それは本来なら大規模な魔方陣を描かないと使えない魔法なのだが、光を利用して兵士個人が魔法を運用できるように作られていてチートになっている。　-

第二十一話 接触と障害　--やっぱり待ち伏せがあった。
障害は強引に突破する力押し戦法で主人公達は頑張ろうとしている。　-

第二十五話 プロモーション--チャフ達が状況的に詰んでいても、主人公が全て事前に予測しているチート転生オリ主なので全く問題がなかった。
事前にそういう事があった時のために手紙を渡していたのである。　-