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ヨーロッパの歴史・現代ニュース【103》
フランス「スーパーの売れ残り食品の廃棄禁止。貧困層に寄付しろよ!」法律で義務化

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フランス「スーパーの売れ残り食品の廃棄禁止。貧困層に寄付しろよ!」法律で義務化 2016
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(´・ω・`)
解説(´・ω・`)
 

フランス(´・ω・`)賞味期限が切れた食品を捨てるのはもったいない!
それらは慈善団体に寄付しろよ!



弟子(´・ω・`)廃棄食品で食中毒になって、国を訴える人間がでる可能性に、千ペリカ。
難民が殺到しているフランスだと、ありがたい制度ですよね。




先生 (´・ω・`)これって結構難しい問題だよね。
法律で義務化したのは良いけど、裁判起こす難民とか、ホームレス出てくると思うよ。




トンカッツ提督 (´・ω・`) (だが・・・・捨てる食品を有効利用するのは良いアイデアだな・・・
自動「廃棄食品」販売機でも作れたら、低コストで貧困層が持って行くぞ)

(´・ω・`)ソース(´・ω・`)一部


今年の節分、売れ残って大量に廃棄される恵方巻きが話題になった。同じ2月3日、フランスではスーパーなどの小売店で食料品の廃棄を禁止する法律が可決された。
この案を通そうと奔走した人物は、ゆくゆくは欧州連合にまで広げたいとしている。

◆下院も上院も満場一致

 フランスのこの法律は、消費期限や賞味期間が切れた食料品の廃棄を禁止するもの。2015年12月に、
下院にあたる国民議会で満場一致で可決され、上院でも2月3日、同じく満場一致で可決されて法律として成立した。
売り場面積が400平方メートル以上のスーパーは、食料品を廃棄せずに寄付する契約を慈善団体と締結しなければならなくなる。
さらに、「食中毒防止」として廃棄食品に漂白剤や水をかけるなどの慣行があったが、こうした処置も禁止となる。
この処置は表向きには食中毒防止とされていたが、実際は廃棄食品が漁られるのを防止するためだったと言われている。
今回成立した法案に違反した場合、最大3750ユーロ(約48万円)の罰金となる可能性がある

 まだ食べられるのに廃棄される食品は「食品ロス」と呼ばれる。こうした食品を引き取り、食べ物に困っている人たちに配る組織は「フードバンク」と呼ばれる。
フランスのとあるフードバンクの代表者が英ガーディアン紙(2月4日付)に語ったところによると、フランスでは法案成立前から、
スーパーが食料品をフードバンクに寄付する流れがあった。しかし集まる食品の栄養バランスは偏りがちで、肉や野菜、果物といった生鮮品が不足していた。
そのため、今回の法案でこうした不足をまかなえるようになると期待しているという。さらに、食品の品質が上がりバラエティも増えるだろうとしている。

 本法案を可決させるために奔走した議員は、「次のステップは、この法律を欧州連合全域にまで拡大するよう、
オランド大統領に依頼すること」という。さらに、スーパーのみならず、レストラン、パン屋、学食、社食での食品ロスにも取り組んでいきたいという。

◆英は食料廃棄新案審議中。米は後ろ向き?

 同紙によると、イギリスではサプライチェーンでの食品廃棄を減らすために、政府と小売業者が自主協定を結んでいるが、
目標値などはなく法的義務もない。しかし英議会には現在、食料廃棄を削減するための法案が出されており、今年3月にさらに詳細がつめられる予定だ。

 一方でアメリカでは、米版ギズモード(2月5日付)によると、毎年、製造された食品の40%が食べられずに終わるという。
2010年に廃棄された食品は467億ドル相当で、そのほとんどが、腐るどころか賞味期限が過ぎてもいなかった。
しかしフランスのこの新案が最初に仏下院で可決された2015年5月、29日付けの米雑誌アトランティックは、アメリカはフランスのようにはいかないと主張していた。
アメリカにはすでに、かなりしっかりとした食品寄付の制度が存在するというのだ。例えば同国最大の食料支援組織フィーディング・アメリカは、年間4,650万人に食事を提供している。
また、食品を寄付する税の優遇措置がすでに存在している。さらに、例えば寄付された食品を食べた人に害があった場合でも、
善意から寄付した場合は寄付した者は罪に問われない「善きサマリア人の法」もある。アトランティックはまた、
アメリカ農務省の職員の話として、安全で体にいい食べ物を届けるための物流は非常に難しく、
わずかばかりの食料を無駄にしないために高価なシステムを構築しても、誰にとっても利点はないという考えを紹介している。



 
迷探偵パルメ(´・ω・`)ぱるえもんー。
廃棄食品を食べた人に害があっても、寄付者は罪を問われない制度を作れば良いよね。




パルえもん (´・ω・`)なるほど、押し寄せてくる難民に廃棄食料を配れば低コストで済む。そういう訳だね。

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17 件のコメント :

  1. フランス(´・ω・`)これで難民がきても大丈夫どん

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  2. すばらしいな

    日本でもやろう

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    1. ココイチのカツとか忘れたのか。

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    2. これと似た議論は結構前にやってた気がする
      その結果できたのが廃棄物処理法の食品の項目だったと思う

      削除
  3. あれ?
    この制度なくても、普通に賞味期限が近くて破棄される予定の商品を寄付すりゃ破棄費用が浮くんじゃね?
    もしかして震災の時、寄付品の中にそういうのがあったのかも。

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  4. でも賞味期限とか切れてるの渡されたら抗議する人が出てくるんでしょ?

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    1. 賞味「期限」って言葉がいかんのよ。
      賞味「目安日」とかにすればいい。
      そうすりゃ消費期限との差別化にも成るし。

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  5. 賞味期限てのは味の保障がなくなるだけで消費期限とはちがうというか
    この手の廃棄品を禁止て下手したら廃棄品が出ないように仕入れを絞って市場の縮小につながるだろ
    スーパーいったら品不足でしたとかになるだろ

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  6. まあ良いんじゃ無いか?兎に角、致命的に傷む前に全部ミキサーに入れて、加熱して乾燥させて、ペレット状にしてしまえばいい。
    それなら食中毒とかの心配もあんまり無いだろう。
    それで出来上がったペットフードみたいな物を、貧乏人だの難民だの障害者だの後進国市民だのを含む経済的弱者にくれてやればいい。

    業者は損失の数パーセントでも回収できて、消費者は気兼ね無くより良い食料を選りすぐる事ができて、弱者は今日を生き延びる事が出来る。
    素晴らしい世界だ。効率的且つ合理的である。

    運が悪けりゃ俺もそれ食う日が来るかもしれないと思うと笑えないけどな。

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  7. 是って商品の流通量が減ることになるな、売り切りを目指すようになれば消費者は選択の自由を失うことになる、弱者救済を歌ってるけど、第一次産業はダメージ受けるだろうし、特に畜産関係はひどいことになるなw

    廃棄食品にも理由はあるんだ、第一次産業の単価を上げないと自給率がどんどん下がるなこれ(´・ω・`)

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  8. パルンス(´・ω・`)「嫁ぎ遅れのパルメ(´・ω・`)さんのニート禁止。非リア充に寄付しよう!」法律で義務化

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    1. 熟れ遅れのパルメ(´・ω・`)?

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  9. 結局出荷する前の農家が作物潰す量が増えるだけになるんじゃね

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  10. 生活保護の食費分全廃してカードか何か渡す。
    それでそのカードを提示されたら店側は廃棄品を渡す義務を負う。
    それを食って健康被害が出ても店側は一切責任を負わない。
    むろん横流しは禁止とするが、
    まあ絶対に横流しビジネスが成立するな。
    世の中そんなもんだ。

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  11.  一応日本でもやってる企業は自主的にやってるよ。
    ただ個人相手ではなく、困っている施設とかに寄付してる。

     確かに確かに小売としては、ほとんどメーカーに返品するけど、
    できないもの(生鮮品とか)は産業廃棄物としての処理費用がかかったり、
    2次加工(タレ付けとか焼き加工とか)に人手や時間が結構かかる。
    正規の販売に支障が無く、手間がかからないならありがたい面もありそうに見える。
    が腐敗のチェック、企業内部の不正横流し防止の措置、その事務処理や不正チェック、監督官庁への報告。
    手間(ほとんどサービス残業)は確実に増えるな、従業員泣かせになるだろう。
    そういう意味では社会全体のコストは見合うか微妙・・・。

    それに喜ばしいことのように聞こえるが
    もしかしてだが、フランス経済や社会がそこまでひどいってことじゃないか?
    他国と違って、法的にフランスは従業員をクビにするのに正当な理由が一切要らない。
    極論すれば、単に気に入らないとか、愛人契約を断ったとか何でもありだろうし。

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