第百十八話「状況確認」 ^主人公は父親と合流して下世話な話をして迷宮の情報を確認した。
そして、怪しすぎる人神の事を信用しつつある。
よく考えたら人神に助けに行けと言われたら大陸に残って、母親とロキシーを見捨てていた可能性が高いのだ ^^
あの思わせぶりな人神の発言もそうだ。
後悔するだの、リニア・プルセナに手を出せだの。
俺が逆らいたくなるような物言いをしていたような気がする。
人神に何も言われなければ、あるいは人神に『行け』と言われれば。
俺は『残る』という選択肢を取った可能性は高い気がする。
人神への反発心もあったし、シルフィとの事は同じぐらいの重さで天秤に掛かっていた。
その場合は、もちろん無責任に放っておいたわけではないだろう。
例えば、ルイジェルドやバーディガーディ、あるいはゾルダートらを派遣したかもしれない。
(´・ω・`)人神の事を信用していて、不幸フラグを踏んでいるわ!
第百十九話「迷宮入り」 --主人公は探索する魔法とか便利なものを持ってないが、ロキシーの匂いなら、子供の頃からパンティーをクンカクンカしていた変態さんである。
つまり、ロキシーの匂いで場所がわかる!-
そう思うと、ロキシーの懐かしい匂いが漂ってくる気がする。
いや、気のせいじゃないな。
これはロキシーの匂い、ロキシーの気配だ。
俺が間違えるはずがない。
胸がざわめくのを感じる。
(´・ω・`)これは酷いクンカクンカ
第百二十話「あの時の彼女の気持ち」-ロキシーは生き残るために転移の魔法陣で適当に移動するという行為をして、水を魔法で作り出し、食糧があるから生存していた。
あと少しでモンスターに殺害されて人生終了という状況で主人公さんの救助が間に合い、ロキシーと主人公さん超久しぶりに再会したのである。
直接あったのは家庭教師やっていた幼少期だったので、今までずっとすれ違いばっかりだったのだ!--
優秀な自分ならアスラ王国でも働けるだろうと思って王都に行った。
仕事がなくて、段々と辺境へと移動していった。
辺境でも仕事がなくて、途方にくれた。
そこで、家庭教師募集の張り紙を見つけた。
パウロさんたち、そしてルディに出会った。
パウロさんたちの情事を見て興奮した。
ルディの才能に驚いて、そして嫉妬した。
自分のように調子に乗らないルディを見て、尊敬にも似た感情が芽生えた。
ルディに水聖級魔術を教えて、旅立った。
シーローン王国の近くにある迷宮に潜り始めた時の。
迷宮を踏破した。
シーローン王国に召し抱えられた。
パックス王子に魔術を教え、改めてルディに凄さと、自分の教師としての才能の無さを思い知った。
ルディから手紙が来て、一生懸命魔神語の教科書を作った。
色々と嫌気がさして、シーローン王国を立った。
そして、転移事件を知った。
エリナリーゼとタルハンドに出会った。
エリナリーゼやタルハンドの奔放さにびっくりした。
魔大陸を旅した。
両親に再開して、親がきちんとわたしを愛していてくれたと確認できた。
キシリカに会った。
そして、そして……。
(´・ω・`)主人公と再会が全く出来ない事は嫌な思い出として忘れ去られているのか。
第百二十一話「不屈の魔法使い」
---ロキシーと久しぶりにあったら初対面のような扱いをされた。
ロキシーは主人公が帝級の魔法を使える凄い魔術師さんに成長したと思い込んでいる。
そして、自分が教えなくてもそこに到達できたであろうと考えていたから、ロキシーは自分の情けなさにゆっくりできない。
ロキシーの背は相変わらず小さかった。-
「あなたは勝手に上達しましたよ。わたしが教えずとも」
ロキシーは自嘲気に笑う。
「こんなに立派になって。ヘマやって迷宮に閉じ込められるわたしとは正反対です」
そして、テーブルの上にパタンと突っ伏した。
つむじが見えてちょっと可愛い。
「師匠が立派、弟子も立派、それでいいじゃねえか」
(´・ω・`)一か月間の危険な密閉空間での生活で精神がボロボロな有様だった。
第百二十二話「トントン拍子」 -ロキシーの魔力容量が、化物すぎる主人公と比べると低すぎるので、定期的に休憩しながら迷宮探索をする事になった。
ロキシーから主人公は将来的に二人っきりで迷宮探索をする事を約束させられ、---
答えると、ロキシーが俺の背中にもたれかかってきた。
休憩時間中、ロキシーは俺の背中にもたれて休む。
岩の壁を背にするより、人の背中を背にしたほうが休まるのだろう。
役得というやつだな。
「それにしても、ルディと迷宮に潜る事になるとは思っても見ませんでした」
「そうですね。俺の動きで何か注意する所とか、ありますか?」
「え? ……ルディはパーティとしての動きの基礎はできているので、何も言うことはありませんよ」
「ありがとうございます」
「無詠唱魔術で極めて高い精度で。凄いものですね」
「いえ、まだまだですよ」
(´・ω・`)憧れのロキシーと行動しているし、これは浮気するしかないなぁ(チラチラ
第百二十三話「第六階層の魔法陣」
-三つの魔法陣を見つけたので、主人公さんに判断が委ねられた。
何処に飛んでいくのか分からない時点で、罠の気配ぷんぷんである。
そこで考えたら、隠し階段を発見する事が出来た。
そこから先は明らかにボス部屋行きである。--
第百二十四話「転移迷宮の守護者」-主人公の父親の剣でしかダメージが入らないようなチートモンスターが、主人公の母親を石の中に入れて守護していた。
主人公は冷静に、チートモンスターを倒すための方法を考え出して、それを言うが・・・・主人公が冷静すぎるので父親が激怒する!
父親は頭に血がのぼると冷静に判断できない!
ゆんやっー!--
「あの守護者(ガーディアン)には魔術が効かなかった。
凄まじい再生能力を持っていて、触れただけでエリナリーゼさんの防御を突破できるほどに攻撃力も高い。
そして、母さんは石の中に閉じ込められている。
はっきり言って、生きているかどうかもわからない」
「んなこたぁオレだってわかってんだよ! 母親を見つけた時の態度がソレかって言ってんだ!」
(´・ω・`)あとで父親さんが死にたい思いになりそうだ。
第百二十五話「死闘」^^主人公の父親が死亡した。
主人公を救うために庇い、下半身丸ごと消滅して、ヒュドラと相打ちである。
主人公は左手を失い、事切れた父親の死体が目の前にある。^
パウロは、俺を蹴り飛ばした。
俺がいた場所に、ヒュドラの最後の首が迫ってきたから。
だから、俺を蹴ったのだ。
人を一人、蹴り転がすためには。
そう、思い切り蹴らなければならない。
俺はもう子供じゃない。
思い切り蹴るには、こう、腰を突き出すみたいにしなければならない。
普通なら、俺を蹴った反動で後ろに下がれるだろうが、パウロはこの世界の剣士だ。
有能で、闘気をまとえていて、筋力のある剣士だ。
つまり、俺を蹴り飛ばしても、自分の位置はそのままで。
(´・ω・`)酷い死にざまだ。
第百二十六話「親」-父親が死亡したことで、主人公はニートだった前世のことを夢に見ていた。
前世の両親がどういう経緯で死亡したのかを知らず、家を放り出されたトウラマ級の過去。
しかも、助け出した母親は廃人だったので 主 人 公 の 心 は 折 れ た。
主人公は新しいトラウマを心に刻みつけることになる。-
けど、真実はわからない。
時折、顔を合わせた母。
ある時期を境に何も言わなくなった父。
彼らは死ぬとき、俺のことをちらとでも考えたのだろうか。
そして俺は、俺は、葬式にも出ず、何をしていたのだろうか。
両親の骨も拾わず、一体何をしていたのだろうか。
なぜ、俺は葬式にすら出なかったのだろうか。
怖かったのもある。
両親が死んだというのに、悲しもうとすらしない俺に向けられる目が。
クズみたいなニートに向けられる目、敵意。軽蔑。
もちろん、それだけじゃない。
俺はそんな殊勝な人間じゃなかった。
実際、あの時の俺は、両親の死を悲しいなどとはこれっぽっちも思っていなかった。
悲しいと思うほど、俺はあの両親を愛してはいなかった。
両親が死んだ事より、これから先どうすんだよヤベェじゃんという気持ちの方が強かった。
(´・ω・`)毎回毎回出てくる この前世、凄くリアリティがあるクズっぷり。
(´・ω・` 無駄にクオリティが高い。
第百二十七話「前を向いて」 主人公が廃人同然の状態だったので、それを慰めるために女を抱かせるという方法を皆が思いついた。
生きる喜びを知れば、元気が出来る。
という事でロキシーが主人公に抱かれにいった!
主人公はロキシーの身体でスッキリーし、前世の無職ニートだった話を聞いてもらって立ち直る事に成功する。ー
「女性の方もですね、辛い時は忘れたいと思いますし、わたしもパウロさんが死んで辛いですし。ルディがよろしければ、抱いていただいても全然構いません」
ロキシーは早口でまくし立てる。
「そうです。これはわたしが忘れさせていただきたいんです。でも面白みのない体ですので……ルディが嫌なら、娼館に行ってもいくとかでもいいですよ?」
(´・ω・`)間違いなく将来の妊娠フラグ(キリッ
第百二十八話「帰ろう」 -母親のことを主人公が世話をするつもりだったが、リーリャが全てを請け負う事になった。
主人公の未来のためにリーリャは犠牲になろうとしている。
主人公達は来た時に使った転移魔法陣で帰る計画を立て、あとの問題はロキシーの事だ。
既に恋人に近い関係になっているので振らないと、浮気になっちゃう!
ロキシーは主人公と結婚したがったが、既に主人公に妻がいる事を知り、ロキシーの方から諦めてしまった。
帰路が気まずい。 --
さらに今回、体まで使って慰めてもらった。
彼女は初めてだったのに。身を挺して俺を助けてくれた。
絶望の底に落ちかけていた俺を、助けてくれた。
こんなチリのように打たれ弱い俺を、助けてくれた。
自分の心情を吐露する事無く、助けてくれている、今も。
そんな彼女に、事がすんだらポイというのはどうだろうか。
あまりにも礼儀知らずなのではないだろうか。
(´・ω・`)ハーレムやらずにポイ捨てになった。
(´・ω・`)これはやっぱり・・・・既に妊娠しているフラグ(キリッ
第百二十九話「帰還」 -エリナリーゼが主人公にロキシーと結婚しろと言ってきた。
複数の女性を愛して養うのは男の甲斐性(キリッ
主人公の父親もハーレムやっていただけに、特に不幸になる事が決まっている訳でもない。
ロキシーの幸せを考えると、主人公みたいな有能な奴と結婚させた方がいいと、友として考えていたのだ。
しかも、ロキシーは既に妊娠している。
責任を取らないといけない。 ---
「あの子、このままあなたと別れたら、きっと酷い人生を送りますわ。悪い男に騙されて、粗雑に扱われて、最後には借金のかたに娼館に売られて、名前も知らない男の子供を産ませられる可能性もありますのよ」
「それは言いすぎじゃないですか?」
「わたくしの知り合いには、そういう人生を送った女もいますのよ」
(´・ω・`)主人公は両親の犠牲のおかげで、ハーレムルートか。
第百三十話「報告」 --主人公は家族に父親が死亡して、母親は廃人である事を伝えた。
介護と治療が必要であり、家族に迷惑をかける事になる。
一通り話し終わった事で、今まで一緒に冒険し迷宮を探索したパーティは解散した。
それぞれの方角へと散っていき、残った問題は・・・・妻のシルフィにロキシーっていう新しい妻作ったからハーレムしていいですか?を認めてもらえるかどうかだ!
第百三十一話「修羅場」-ロキシーを嫁にすると発言した事で、修羅場になった。
家族が主人公さんに文句を言いまくり・・・・でも、シルフィが諦めてくれたのでハーレムOK!
主人公さんの格好良さなら、他に女性を作っても仕方がないと諦めてくれた!
ロキシーとシルフィで一ヵ月後は抱きたい放題ハーレム!-
「ほら、ルディってエッチでしょ? だから、ボクとできないと、きっと誰かとしちゃうなって思ったんだ。ボクの時もそうだったけど、ルディは誠実だから、しちゃったら妻に迎えるって言うだろうしね。いつまでもボク一人でルディを独占できるとは、思って無かったよ」
言いたいことはある。
だが、実際そうなった。
俺に何かを言う資格は無い。
「正直、連れてくるとしたらリニアか、プルセナか、ナナホシさんあたりかなって思ってたんだけどね」
「聞いたことのない名前です」
「ルディの学校の友達。みんな胸とか大きくて、セクシーなんだ」
(´・ω・`)キリッ とうとうハーレムが認められた!
第百三十二話「パウロの墓標の前で」 -主人公さんはシルフィが自分の子供を産んでくれたことを喜んだ。
そして、何時死んでも後悔しないように生きるつもりである。
今回の迷宮探索で父親が死亡しちゃっただけに、無職ニートだった前とは違って本気で生きて、本気で死ぬ気だ。--
パウロは死んでしまった。
けれど、子供は生まれた。
パウロは俺を生かしてくれた。
あいつがいなければ、俺は子供を抱けなかった。
その代わり、パウロは自分の妻も、娘も、孫も、抱くことは出来ない。
この場にいない事を、パウロは悔やむだろうか。
それとも、オレのお陰だなと自慢げに笑うだろうか。
(´・ω・`)パウロはみんなの心の中に生きている(キリッ
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パルメ巨匠のゆっくり転生 変態になったら本気だすの執筆はまだですか?w
返信削除(´・ω・`)身体を複数頂戴ね。たくさんでいいよ。
削除弟子制度を導入して、パルメ(二号)とかパルメ(丁稚)とか複数の人に書いて貰えば……。