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ヽ:::::::::::::::;ノ,
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゙、::::::::::ヽ_ゝ-':;ヽ、:;..゙、 そうだ!
ヾ;::::::::''~ ̄:;;;、t:''|ヽ、゙、 ';';-、:.ヽ 拷問されて人質にされた私が
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.:l:.!゙i|::. ヽ 自殺すればいいんだ!
{ :i l :!ハリl
::リ ゾ`''弋l i:.iソヾ:. ヽ そうすれば勝てる!
ヽヽ!iノ,__、゙ソ .斗=ミァ!
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i .N j::::l ハヽ_ ,ィ.:j .,/ .j'´ ヽl゙、::. ゙、
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(´・ω・`)今まで、一方的に謀略で無双していた帽子屋を、主人公達が追いつめて、逆転する【第四章 それぞれの想い】 【中篇 セシリア救出作戦】だよ。
(´・ω・`)大勢のプレイヤー達を奴隷にしていた結果が、この有様だよ。
●自由の翼の皆が、帽子屋に捕らわれたプレイヤー達を解放するために、強制労働施設に攻め込む。
目的は彼らを解放する事で、戦力にする事
↓
●強制労働施設を襲った事で戦力が400人にアップ
↓
●人質になっているセシリアが自殺したから、余計に自由の翼が有利になる。
セシリア「私という足枷が居なくなれば、いいんだよ!
剣でクビを切断してゆんやっー!」
三日月うさぎ「セシリアたんが自殺してゆっくりできないから、回復魔法!」
↓
●自由の翼100人と合流して、500人になる。
セシリア「支援魔法で華麗に復活!
ステータスを共有する鬼畜魔法で、帽子屋の後衛部隊を叩き潰す!
ずっと私のターン!」
帽子屋「ぐああああああ!!!
さすがにこれで勝利するのは無理!
ゆっくりせずに逃げるよ!」
↓
●帽子屋側は30人しかいないから、場から逃げた。
セシリア「あ、やばい。こいつらアセリアにいる中堅層のプレイヤー達を虐殺する気だよ!」
↓
●帽子屋は薬でプレイヤー達を大量に狂わせて、街で大量虐殺☆
↓
●主人公達は対処に困って士気低下する。
World's End Online 【第四章 それぞれの想い】 【中篇 セシリア救出作戦】 |
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1-7話 |
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それぞれの想い-1-ーギルド自由の翼は、拉致られたプレイヤー300人を救出するために、移動手段をサモナーを脅して得て、強制労働施設となっている鉱山へと向かった。
プレイヤーの力なら、人力で鉱山を削れて仕事が出来るので、そこが強制労働所なのは間違いようがない。
三日月ウサギの本拠地へと、自由の翼のメンバー達は招待され、そこで感情をなくしたセシリアを目撃する事になる。
精神的に苛められすぎて、心が壊れちゃった☆
もう、帽子屋の言いなりになる玩具でしかない。
この間に、拉致られて生き残っているプレイヤーの数は700人から1000人。その内、100人が看守をやっている事がわかった。
自由の翼の皆は団結し、このゲス達を倒す決意をする。
とっても危険で、多くの仲間が死ぬだろうが、拉致られたプレイヤー達を解放すれば、総合戦力では上回る事が可能なはずだ。 ーー
一つ。自由の翼の現存戦力ではどう足掻いても帽子屋の戦力に届かない。
二つ。足りない戦力を補う為には鉱山に捕らわれているプレイヤーを充てるしかない。
三つ。鉱山に捕らわれているプレイヤーを助けに行くタイミングは慎重に見極めねばならない。
鉱山で強制労働させられているプレイヤーの数は700人。看守役にされているプレイヤーを感情的な理由で除いても600人。
脅すような形になるが『協力を条件に助け出す』と言えば大多数のプレイヤーが協力せざるを得ないはずだ。
これだけの数が纏まればいかに高レベルプレイヤーといえど焦りを覚えるに違いない。
しかし、今すぐ助け出すわけには行かない事情もある。
鉱山に捕らわれていたプレイヤーが救出されたと分かれば帽子屋は自由の翼の目論見に気付くだろう。
そうなったが最後、遠征の話が流れるどころか、報復としてセシリアに手をかけないとも限らない。
救出は帽子屋に露見しても絶対に問題ないと言えるタイミングで行う必要があった。
即ち、遠征開始直後である。
(´・ω・`)尋常じゃない絶望・鬱状態から、一気に団結・希望モードのお話さんだったよ。
ー強制労働施設に攻め込むために、行商人の振りをして入りこみ、美味しい酒を餌に跳ね橋を下げさせて、一気に攻め込んだ。
帽子屋側に組していたプレイヤーに隷属の首輪を嵌めて電撃作戦!が成功したが、敵がゲスすぎて対応に困っている。
なんと!奴隷を攻撃しまくる事で、足手まといにしたのだ!
自由の翼の皆は、勝利するために残りの奴隷を見捨てる事を選択するしかなかった。 ーー
『捕まっている奴隷達を殺して回る展開』は流石に想定外だった。
「そりゃ看守も躍起になる筈だ。俺達が塞いだ通路を抜けない限り背後から魔法を食らうんだからな」
自由の翼としても、看守に突破され前後から挟み撃ちを受ける可能性だけは何としても排除しなければならない。
全通路の封鎖と制圧を当初の目標にしたのは当然の判断だといえる。
しかしそのせいで看守達は逃げ出す為に自由の翼と矛を交えざるを得ず、結果的に背後から魔法の洗礼を受ける羽目になったのだから笑えない。
「敵は2次職の魔術師(ウィザート)が2人と判明しています」
「スキルを封じられた看守が勝てる相手ではない、か」
魔法職は基本的に多数の敵を相手にする事を念頭に設計されている。
スキルを封じられた看守達では束になっても返り討ちにされるのがオチだろう。
「既に計画に遅れが出ています。このままでは説得に使える時間が殆ど残りません。どうしますか?」
報告を受けたグレンは地面に寝かされた多くのプレイヤー達を一瞥した。
その中をさらに多くのプレイヤーが駆けずり回り、ポーションや魔法を使って一心不乱に怪我を治療している。
寝ているプレイヤーの中にも、治療に奔走しているプレイヤーの中にも襲ってきた看守の姿が見受けられた。
それぞれの想い-3-帽子屋が、元の世界に戻るアイテムを取り戻そうとしている行動は、やっぱり嘘だった。
自由の翼を罠に嵌めて、ぶっ殺そうとするための餌である。
でも、帽子屋側の戦力はたったの30人。自由の翼はその3倍の戦力である。
普通にやったら帽子屋が勝てる訳がないのだが・・・目の前で帰還用アイテムを取り出し、それを破壊しようとしたことで、状況が大きく変わった。
そのアイテムを破壊されたら、現実に戻る事が出来なくなる。
その焦りから、罠が敷設されていることを知らずに、プレイヤー達は次々と突撃して大ダメージ。
数の力で互角の状況になってるが、このまま長期戦になると自由の翼が不利だった。
そして、セシリアが正気を取り戻した事で、帽子屋の本当の目的が明らかになる。
【現実への帰還アイテムがあった】この事実を知る連中を全員葬る事で、皆の希望をへし折る事だった。
セシリアは人質の状況から解放されるために、自分で自分の首を剣で切断する暴挙に出る。
三日月うさぎは、セシリアたんのことが大好きなので、周りにセシリアを回復するように命じ、敵と味方から回復魔法が飛んできた事でセシリアは完全復活!
アルスマグナっていうステータスを共有する鬼畜魔法で、敵の守護者達のHPを自傷行為を繰り返すで削りまくり、後衛部隊を一人で叩き潰してしまった。
その状況で強制収容所施設にいた400人のプレイヤーが加わった事で、帽子屋側は完全に詰んだから場から逃亡し、アセリアにいる大勢のプレイヤーを虐殺しようとしていた。
ーー
「せ、セシリアたん!
お前らさっさとヒールするでござるよぉぉぉぉぉっ!」
数瞬遅れて何が起こったのかを悟った三日月ウサギが半狂乱の叫び声を上げた。
直後、呆然としていたプレイヤー達は敵味方関係なく、言われるがままに最大限の回復魔法を発動する。
かくして、切り離されたはずの首は跡形もなく繋がった。
唯一つ変わった点があるとすれば、その首にはもう銀色の首輪が嵌められていない事だけだろう。
閉じられていた目がぱちりと開き、小さな身体が跳ね起きる。
セシリアは自らの首に触れ、冷たい金属の感触がない事を悟ると、壮絶な笑みを浮かべて持てる全支援魔法を展開した。
既に戦場の状況は把握している。親方の傷が瞬く間に癒え、倒れていた前衛達が意識を取り戻し、薄青い防御幕に包まれた。
(´・ω・`)自殺したことで、華麗に戦局が大逆転。しかも、メイン攻撃が自傷行為。
(´・ω・`)怖い娘だわ。
それぞれの想い-4--アセリアで帽子屋達が虐殺をやっていた。
放火で街を燃やし、元の世界への痕跡すら消す気だ。
あと、セシリアが正気を取り戻してるのは、中毒性がある狂気薬のおかげなので、色々とやばい。 --
帽子屋の目的はこの世界に囚われた瞬間からずっと変わっていない。
元の世界への拒絶。
この世界への執着。
何が彼をそうまでさせるのかはわからない。
しかし彼は最初から元の世界へ帰るつもりなどなかった。
転移アイテムのすぐ傍に居たのは都合の良い偶然に過ぎなかったが、三日月ウサギを悪役に据えて対立構造を作り上げたのは必然だ。
分かりやすい敵を作り、自分がその敵と対立する構図を描くだけで何の苦労もなく信頼を勝ち取れるのを、彼は経験から知っていたのだろう。
そうした理由は幾つか考えられる。
不慣れな異世界で勝手気ままに行動され、自分達に害が及ぶのが不本意だったから。
何が起こるか分からない以上、使える駒は多いに越した事はないから。
そして何より、帰還方法を知ってしまったプレイヤーを皆殺しにするなら、彼らを管理する必要があったから。
(´・ω・`)この拒絶っぷり、帽子屋はきっと、前の世界で引き篭もっていたに違いない(キリッ
それぞれの想い-5-ー フィア少年は、騎士団に所属していた。
そのため、街を破壊しようとする高レベルプレイヤーと戦闘する嵌めになる。
圧倒的なレベル差があるせいで辛く、セシリアが来なかったら人生終了していた。
そして、セシリアの様子があまりにも可笑しい事にフィア少年は気付く。
まるで・・・ ヤ ン デ レ
狂気薬のせいで、人格が歪みで相手を殺そうと思ったら、躊躇なく殺してしまう危ない娘になっていた。
解決方法は、薬の中毒症状がなくなるくらいに長期間耐える事 ーー
「一体どうしちまったんだ!」
「こわいの?
だいじょうぶだよ、フィアはわたしがまもるから」
まるで小さな子をあやす様な柔和な笑みを浮かべると、フィアの頭を胸に抱き寄せてから優しく撫でる。
だというのに、その瞳だけは相変わらず空虚で背筋が凍るような冷たさを含んだままだ。
「だからすこしまってて?
すぐにおわるから」
フィアの身体を押し退けて立ち上がったセシリアは再び同じ詠唱を始めた。
会話がまるで成立しない。
何かが、いや、何もかもがおかしかった。
目の前の少女はセシリアの姿をしただけの別人だと言われた方がよっぽど信憑性がある。
けれど、そんな筈はない。目の前の少女は確かにセシリアで、なのにフィアの知るセシリアとはかけ離れている。
(´・ω・`)セシリアが薬のせいで先生デレ娘っぽい雰囲気
つまり可愛らしい(どーん!
それぞれの想い-6--セシリアから薬の効果が抜け出て安定するまで、フィア少年がセシリアの世話をすることになった。
セシリアが身動きできないように徹底的に拘束☆
そのせいでセシリアはとっても危機感を感じてる(性的な意味で
問題は、薬の効果が抜けたら本来の精神状態に戻るので、かなりやばい事だ。
今のセシリアはかりそめの人格作って何とか己を保ってるだけ
---
「誰かっ!」
おまわりさんこいつです。
ベッドで、両手両足を拘束されて、背後から抱きつかれている絵面はさぞかぐわしい犯罪の香りに満ちている事だろう。
勘違いした誰かがフィアを引き離せばセシリアの目論見は達せられる……のだが。
「そういう事だったのか……。あー、悪いんだけど、絶対誰もこの部屋に来ないし、声も外に漏れない手筈になってるんだ」
カイトが想定しきれなかった可能性を、あの女医は見事に潰していた。
流石は精神的なケアの専門家、と言うべきか。
敵に徹底的な対策を施されている上、援軍もなし。
状況はセシリアにとってこれ以上ないくらい詰んでいた。
帽子屋に掴まっていた時の方がまだ活路を見いだせただろう。
普通なら万策尽きて諦めても良い筈だ。
けれどセシリアにも、そう出来ない理由があった。
(´・ω・`)セシリアたんをゲットするチャンス。
三日月うさぎが喜びそうなシチュエーションだわ。
それぞれの想い-7-ーーアセリアの街で暴れるプレイヤー達に、主人公達は対処していたが、この騒動は終わる気配がなく、暴れているプレイヤー達は薬のせいで無理やり暴走させられているだけという事もあり、対処するのが精神的に辛かった。
出来れば殺したくない。手足をぶっ壊して無力化する方向に力を入れていたから、難しかった。
フィル少年の妹リリーの方は、騎士っぽいプレイヤーに襲撃されて人生大ピンチ。
ステータスに差がありすぎるから、この世界の住人じゃ、頑張っても時間稼ぎしか出来なかった。
でも、場にカイトが来てくれたから、リリー達は助かる。 ーー
「シールドインパクトッ!」
インベントリから盾を装着した。
先程よりもさらに一回り大きな、前面に鋭利な棘の突き出る盾が騎士の身体に突き刺さる。
その勢いは猛烈で、騎士の身体をいとも簡単に吹き飛ばすどころか、床板の中に埋没させた。
シールドインパクトの効果と極端なレベル差によって、HPの7割以上を削られた騎士は完全に気を失っており、死んでいるのではないかと疑わしいほどぴくりともしない。
(´・ω・`)大変な街ニダね。
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ワールドゆんやーオンライン
返信削除数万人規模で異世界転移してしまった世界。WEBブロガー兼ネカマMMOプレイヤーだったパルメは、転移寸前まで最強の後衛職と呼ばれた美少女ロリータ神官として異世界を生き抜く。
転移寸前に入ったパッチによって、最強から無力な後衛職に転落したパルメ改めぱるめ♀ちゃんは、開始早々にギルド詐欺に引っかかり性奴隷の道へ……。
そんなあなたに魔女娘戦記
http://yunya.uji-masa.com/Z_saku_Syousetu/Tyouhen/Mazyoko_Senki/index.html
(´・ω・`)現在6話まで書いた